業界記事
近く追加工事発注/集中投資で完成前倒し/中村上郷線
2004-10-19
県渋川土木事務所は、中村上郷線道路改良工事を早ければ、11月にも発注したい考えだ。
今年度は、当初予算の約3億円で改良工事、用地補償などを促進、用地にメドがついたことから約2億円の追加予算を確保、18年度の完成目標を17年度半ばに前倒しする。
この経緯について、同事務所では「長期化している事業でもあり、集中投資することに早期効用発揮を目指すもので、県土整備局の『集中と選択の基本方針』に沿うもの」としている。
11月に予定している工事内容については、道路改良の残工事部分(L300m)を3工区に分割して発注するほか、植栽、照明、標識類なども予定されている。残る舗装工事などは、来年度早々にも発注する。
設計については、技研測量設計(前橋市下小出町1-15-3電話027-233-2761)が担当した。
同線は、平成5年度から街路事業として進められ、国道17号から渋川市西部を経て、渋川吾妻線に至る1240mの4車線道路。これにより、吾妻・伊香保方面への交通が市街地を通らずに処理出来ることとなり、吾妻方面への利便性向上、市街地の渋滞緩和の両面での効果が期待されている。
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