業界記事

校舎と屋体一体型/校舎規模は延べ床6098㎡

2004-10-16

 大胡小学校の校舎及び屋内体育館改築を計画している大胡町教育委員会は、15日に基本設計及び実施設計を入札執行し、福島建築設計事務所(前橋市日吉町1-3-6電話027-231-3060)に3200万円で業務を委託した。
 同校は、県内有数のマンモス校で教育環境の改善策として2校に分校化、今年度4月に東小学校を開校した。
 これにより大胡小の児童数は減少したものの、4月現在で計20クラスあり、小学校のクラス数としては大規模校になる。加えて、施設自体が老朽化していることから再整備が計画された。
 既存校舎は2棟(RC造3階、RC造2階)で構成され、延べ床面積は5074㎡。
 また、屋内体育館はS造平屋建て、延べ床面積602㎡で、国が学級数に基づいて設定する基準面積の半分以下のため、体育実技に支障を及ぼしている。
 計画では、校舎、体育館ともに建て替える方向で考えており、今年開校した大胡東小学校と同様に校舎と体育館の一体型施設を基本としている。
 施設規模(延べ床面積)は、校舎が6098㎡(3階又は4階)。
 今春開校した大胡東小学校の普通教室は南側に配置されテラスやベランダがあり開放的。、教室の北側部分にはワークスペースが確保され多用な授業にも対応できる仕組みとなっているが、大胡小についても基本的には同様にする考え。また、屋内体育館の延べ床は1215㎡を想定している。建設位置については、基本設計の中でツメるとしており、新施設の位置によって仮設校舎が必要となる場合もある。
 注目される工事実施時期は、合併する前橋市からの発注となるため流動的だが、新市建設計画で前期実施に位置づけられ、同町では19年度4月からの供用を目指しており、合併する前橋市と17年度からの着工へ向け調整を進めていく。

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