業界記事
年内にも入札実施/下部工含む3工事を/県利根農業の沼須地区
2004-10-16
県営畑地帯総合整備事業(一般型)沼須地区の整備を進めている県利根農業総合事務所農村整備部は、年内にも一般県道沼田赤城線を跨ぐ橋梁の下部工工事を2工区に分け発注するほか、併せて補完工の入札も行う。このための事業費として約6000万円を見込んでいる。
橋梁の架設場所は、沼田市沼須地内。橋長は30m、標準幅員を7mとし、上部工のタイプが鋼単純非合成板桁橋。下部工は直接基礎で、逆T式橋台を2基築造する。今年度に発注する工事概要は、幹線道路3工事として道路工L300m(土木・下層路盤工)と橋台1基(H9m)。同4工事で道路工L100m(土木・下層路盤工)と橋台1基(H4m)。補完工は、暗渠排水と補完工一式となっている。
橋梁の設計は、アジア航測(前橋支店=前橋市元総社町142-1電話027-253-3353)が作成している。
同事業の対象は、沼田市上沼須町、沼須町、新町地内。農地が不整形のうえ狭小のため、農地の集団化と導水路の整備を行う区画整理事業を実施し、農業生産性の向上と地域農業の振興を図るのが狙い。
全体計画については、幹線農道4140m(幅員7m、アスファルト舗装)、区画整理92ha(田20ha、畑72ha、耕作道路19・5km、用水路3・4km、排水路14・5km)となっている。
総事業費には32億900万円を試算しており、平成18年度の完成を目指している。
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