業界記事

建築工事が17か月ぶり減少/2004年8月分・建設工事受注動態統計調査報告

2004-10-16

 国土交通省は12日、16年8月分の建設工事受注動態統計調査をまとめ、公表した。それによると、受注高は4兆3242億円で、前年同月期に比べ2・5%減少した。このうち元請受注高は3兆332億円で同3・3%減少し、下請受注高は1兆2910億円で、同0・7%減少した。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は同14・0%減少し1兆1086億円、民間等からの受注高は同4・3%増加の1兆9246億円となった。業種別では、総合工事業が3兆1361億円、同0・9%減となり、5か月ぶりの減少。職別工事業が4084億円(同0・5%減)で、8か月連続の減少。設備工事業については7797億円(同9・4%減)と、先月の増加から再び減少に転じた。また、工事種類別では土木工事9765億円、同10・7%減となり16か月連続の減少。建築工事(建築設備工事を含む)1兆7831億円、同4・0%減、17か月ぶりの減少となった。機械装置等工事2735億円、同48・1%増となり、2か月連続の増加となった。
 公共機関の受注工事額(1件500万円以上)は1兆786億円で、前年同月比10・9%減少した。
 発注者別にみると、国の機関からは2819億円、同比11・9%減で、6か月連続で減少。公団・事業団689億円、独立行政法人504億円、政府系関連企業346億円、国以外の機関は1540億円、同0・3%増となり、3か月連続の増加となった。地方の機関からは、都道府県3337億円、同6・4%減、4か月連続の減少。市区町村3722億円、同13・2%減で、10か月連続の減少。地方公営企業575億円、同2・6%減で、2か月連続の減少。その他は333億円、同26・8%減と、先月の増加から再び減少に転じた。工事分類別で受注額の多いのは、「道路工事」3001億円、「下水道工事」1394億円、「教育・病院」1393億円だった。
 民間等からの受注工事のうち建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)は5120億円で、前年同月比16・4%増加した。工事種類別に受注工事額が多いのは「住宅」1732億円、「事務所」1215億円、「医療・福祉施設」825億円だった。
 民間等からの受注工事で、土木工事及び機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2114億円で、前年同月に比べ16・0%増加した。発注者別では、農林漁業4億円(同比15・9%増)、鉱業・建設業21億円(同47・1%減)、製造業750億円(同40・5%増)、電気・ガス・熱供給・水道業300億円(同0・3%減)、運輸業359億円(同5・2%減)、情報通信業254億円(同5・7%増)、卸売・小売業33億円(同3・6%減)、金融・保険業8億円(同106・9%増)、不動産業104億円(同24・0%増)、サービス業205億円(同45・9%増)、その他77億円(同18・7%増)となった。工事種類別で、受注工事額が多いのは、「機械装置等工事」1079億円、「鉄道工事」297億円、「電線路工事」204億円だった。

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