業界記事

岩井国交副大臣就任会見/ダンピング増加に懸念、防止策に議員立法

2004-10-18

 国土交通省の岩井国臣副大臣は、就任会見で「省庁再編時の国交政務官時代と比べ、省内の統一感が増した。今後は、行政と国民との間の距離を縮めることが私の役目だ」と抱負を述べた。
 また、公共事業費が毎年減少していることで「無駄なことは無くすのが当然。しかし、必要なものは多々ある。もっと国民の視点で必要なものを検討していきたい」とした。
 最近の公共工事で施工不良が増えていることについては「工事量が減る一方で、ダンピング(過度の低落札)が段々増えていると聞いている」と懸念。防止策としては、今国会に独占禁止法改正案が提出される予定だが、併せて自民党の公共工事品質確保議員連盟(議連、会長=古賀誠衆院議員)で検討中の「公共調達に関する議員立法が、近々にも国会へ提出されるだろう」と両法案への期待を述べた。
 さらに、ダンピングの現状では「落札率が80%を割っても低いと思う。しかし、いまは70~50%を割る入札もある。元請で手抜きがなくても、下請けでの手抜き工事につながる」とした。
 三位一体改革の補助金対策については「政府が検討を重ねているが、正直なところ混沌としている。補助金を削減し、国と地方の役割分担を明確にする考えはわかる」とし、全国知事会など地方六団体が示した提案では、補助金削減と同時に必要な税源移譲の部分がはっきり見えていない。それと、財務省の見解が見えない現状では、はっきり言ってわからないと言及は控えた。
 来年度着工を目指す羽田再拡張や新幹線などの交通ネットワークの整備状況では、交通ネットワークの問題は、成田までの時間短縮など「アクセスなどを改良し、人の流れを良くすることが必要だ」と述べた。

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