業界記事
第一設計案を特定/北部給食施設
2004-10-15
中野市は13日、公募型プロポーザルによる北部地区学校給食共同調理場設計について審査会を開き、第一設計(長野市)案を特定した。11月初旬に契約を結び、17年1月末の期限で業務を委託する。建設は17年度に行う。
プロポーザルには7者1JVが参加。特定理由として動線・配置計画の良さ、アレルギー食対応への配慮などをあげた。
建設地は新井工業団地の北側。敷地面積は約4000㎡で、買収せず賃借する。建物規模は延べ1300㎡程度を想定。造成や厨房設備を含めた総事業費は5億2800万円程度を見込んでいる。
本年度予算額は地質調査・設計・測量委託料1515万円。地質調査は北信ボーリング(飯山市)、測量は松島測量設計事務所(中野市)が担当。
また、18年度の着工を目指す南部地区施設は建設候補地に西条運動広場の一部を検討していく考え。2施設とも6校の配食を受け持つ。17年4月に市と合併予定の豊田村は、引き続き既存施設を使う。
プロポーザル参加者は次のとおり。
◇第一設計◇宮本忠長建築設計事務所◇エーシーエ設計◇岡沢仁建築設計事務所◇アーキプラン◇アルス設計◇誠設計事務所◇宮島・中山・新光・清水JV
一覧へ戻る