業界記事

月内にも予備設計/上武大橋架け替え下流に900m新橋

2004-10-15

 県熊谷県土整備事務所は、群馬県境の利根川を渡河する、上武大橋の老朽化などに伴い、新橋梁建設に向け、早ければ今月中に、橋梁、取り付け道路の予備設計業務に着手する。計画位置は、河川管理者側との協議などから、既存橋の下流側とする方向。新橋梁規模は、現状などから、900m程度になるものと見られている。
 上武大橋は、主要地方道伊勢崎深谷線の橋梁で、昭和9年の架設。深谷市中瀬と群馬県境町を結んでいる。橋長約895mの24径間、全幅6・1m。上部工構造は、両側が、ゲルバーヒンジ鋼板桁橋(深谷側244・03m、群馬県側129・67m)で、中央部がワーレントラス橋(521・22m)。歩道が無いため、上流側に独立して歩道橋がある。
 架設より既に70年。老朽化が進むとともに、幅員が狭いうえに、通行車両の大型化。同橋を挟み、新上武大橋や坂東大橋が整備されたとは言え、交通量も比較的多い。
 さらに、架け替えが進む利根川での橋梁の中で同橋は、橋脚数が最も多く、架設が古いため河川計画に対し低い位置になっているなど、河川に悪い影響があると指摘されてもいる。
 現橋調査業務を新構造技術埼玉事務所(狭山市、電話04-2954-7133)、橋梁コンサルタントさいたま事務所(さいたま市、電話048-686-9045)が実施。結果を以って両県で協議し、新橋設置を含む新たなルートを検討することで合意。14年度に概略検討を橋梁コンサルタントが実施し、15年度には測量業務を、北武蔵測量設計事務所(熊谷市、電話048-521-1171)が作業している。
 新ルートは、現道から下流側にルートを振り、新橋で渡河、群馬側で現道へ取り付く形。
 予定する予備設計は、橋梁と取り付け道路。橋梁予備設計では、架設位置を協議しながら特定するとともに、上下部の構造およびスパン割などを比較検討し、経済性なども踏まえ、最適な形式を選定する。順調ならば、来年度以降、詳細設計に進む見通し。
 新橋については、堤防上の管理用道路、整備が予定される自転車道線などを跨ぐことにもなるため、既存橋梁よりも橋長は長くなる見通しで、900m程度にはなるようだ。
 なお、群馬、埼玉を結ぶ利根川での橋梁整備は、国道462号坂東大橋が完成したため、国道122号昭和橋(羽生市)の架け替え中。ほか、群馬側の担当となるが、妻沼町付近で熊谷館林線新橋梁の計画が進められている。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】9時30分~18時30分
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野