業界記事
来年度着手へ/推進と開削工1・3km
2004-10-15
公共下水道事業を進めている邑楽町水道課は、これまでに17年度分管渠築造工事の設計業務について、推進工設計をオウギ工設(前橋市上泉町268電話027-233-0561)が、開削工設計を都市開発設計(前橋市新前橋14-26電話027-251-3919)が年内の履行期限で進めている。推進工300mと開削工1300mのうち、開削工を年度末に一部工事着手する考えだったが、予算確保が難しいことから、来年度に発注することを決めた。計画区域は、685haのうち91haを認可区域として事業を実施しており、このうち平成13年度末までで全体計画に対して進捗率は6%、認可計画に対する進捗率は46%にあたる41・7haを供用開始している。認可区域における事業費35億1000万円のうち、24億9000万円と70%を投資し事業の進捗を図っている。全体事業費は計画当時の最終目標年度22年度まででは205億9000万円を試算していたが、14年8月に群馬県公共事業再評価委員会で10年間継続が決まっていることなどから若干、事業費が上乗せされる見通し。
事業概要は、全体計画で処理面積685ha、処理人口3万1800人、処理汚水量1万8370立方m。このうち認可計画分が処理面積91ha、処理人口4600人、処理汚水量1990立方m。幹線管渠の内訳は、管経700~1000mm、延長9470mとなっている。今回、まとめている業務について、推進工は水道本管などが埋設されている工区で道路幅も狭く、継ぎ目部分の埋設深度が5mに200mmの1m間に塩化ビニール間を埋設する。また、開削工では、200mmの塩化ビニール管かリブ管を埋設する方針だ。
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