業界記事
大日本印刷(株)が「BEMS」導入/NEDOの交付決定
2004-10-15
NEDO技術開発機構は、平成16年度の住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(BEMS導入支援事業)の交付決定を行った。この事業は、「BEMS」(ビルエネルギーマネジメントシステム)を建築物に導入し、導入後3年間継続して省エネルギーの報告ができる建築主等に対し、その費用の一部(3分の1)を補助するもの。
16年度の交付先は全国で60件、総額約23・1億円。
そのうち茨城県関係では、大日本印刷(株)つくば総合開発センター(つくば市)のBEMS導入工事が対象。同社では、既存の事務所等(研究施設)の中央監視・冷却水系制御・熱源廻制御・その他で同工事を計画している。
BEMSは、個別機器やシステムの性能の向上だけでなく、人や設備の稼働状況に合わせたエネルギー最適制御を行うもの。
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