業界記事
来月にも内野改修工発注/スコアボード等一部設計変更に/小瀬野球場改修
2004-10-14
今年度から2か年で整備する小瀬スポーツ公園野球場の改修計画で、県営繕課が第3四半期の発注を予定していたスコアボード等の改修工事が一部設計変更に伴い発注時期がずれ込む見通しとなった。また、県峡中建設部が発注するグラウンド内野部分の排水改良工事については来月下旬にも入札の予定。
小瀬スポーツ公園内にある同野球場は、県を代表するスタジアムとして市町村対抗野球、高校野球大会の決勝会場などに利用されてきたが、県民の「見るスポーツ」のニーズに応え、施設の充実を図るため改修工事を実施する計画。野球場は内野部分がクレイ、外野が天然芝生、グランドの面積は約1万3091㎡。両翼92m、中堅120mの広さで、観客席として内野の固定(7931人)、外野部(芝生1万2000人)を備えるが、夜間照明設備は現在設置されていない。改修工事の内容は、グラウンド部分について内野部分の土入れ替えや、排水設備など改良を予定。また、スコアボードについては現在手書きのものを使用しているが、新たに電光掲示板に改修するほか、放送室他(45㎡)の改修などを主に計画する。さらに、ナイターなどにも利用できるように夜間照明(6基)も新たに整備する予定となっているが、同工事は来年度の実施が計画される。
今年度は当初予算で事業費3億1300万余を予算化、あわせて17年度に1億379万1000円の債務負担行為を設定している。
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