業界記事

千秋が原南公園を整備/今年度に基本計画策定へ/15日、7者で業務入札

2004-10-14

 長岡市は、昨年度に作成した「こども王国」基本構想の中でモデルケースとして想定した「(仮称)千秋が原南公園」の基本計画を今年度に策定する方針。来る15日、策定業務を指名7者で入札執行する(メンバーは本紙10月9日付5面参照)。委託期間は平成17年3月20日まで。同公園は屋根付き全天候型施設を核に、こども達が一年中遊べ、子育て支援機能等も備える付加価値の高い公園として整備を計画している。
 同市では、全天候型屋根付き施設を中心とした子どもの遊び場空間の創出を目指す「こども王国」の基本構想を昨年度に策定。こどもを主対象とした利用者が一年中楽しめる公園を市内3か所で整備する方針を示した。このうち今年度は、先行整備する予定の「(仮称)千秋が原南公園」の基本計画を策定する。
 整備計画地は、同市古正寺町ほか地内の大手大橋西詰。対象敷地面積は2・6haとなる。
 同公園整備の基本方針は次の通り。
▽冬でも遊べる公園づくり=屋根付き全天候型公園施設を核にこども達が一年中楽しく遊べる雪国ならではの公園とする
▽「こども王国」基本構想に沿った付加価値の高い公園づくり=子育て支援機能や体験学習プログラムを導入し、付加価値の高い公園とする
▽周辺環境と調和した公園づくり=豊かな信濃川の自然と周辺の都市環境と調和した公園とする。また、信濃川堤防に計画されている桜づつみと一体的に利用できる公園とする
 今回の業務では、公園整備に向けた現状評価を行い、<1>整備方針(基本理念、基本方針等)<2>需要予測<3>導入機能・導入施設<4>ゾーニング計画、動線計画<5>施設計画―を纏める。
「こども王国」基本構想によると、同公園における全天候型公園施設の規模は多世代交流スペース(約700㎡)及び運動広場(約500㎡)の計1200㎡を想定する。
 多世代交流スペースでは、小さい子ども達が安心して遊べる空間、父母を中心に子育てに関するサークル活動を行う人々など多世代の人が交流できる空間を設置するほか、子ども達が自由に遊べる場として運動広場を整備する計画だ。
 概算整備費は5億6000万円。内訳は、公園一般整備費に1億3000万円、全天候型公園施設整備費に3億6000万円、体験学習施設整備費に7000万円を見込んでいる。

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