業界記事
所定外労働が増/7月の勤労統計まとめ
2004-10-14
県総務局統計課が発表した毎月勤労統計調査の7月まとめ(従業員5人以上30人未満、同30人以上)によると、建設業の1人当たり現金給与総額の平均は、前年比0・4%減の39万1643円(5人以上30人未満)、同比1・0%減の44万2574円(同30人以上)となった。所定外労働時間は、従業員規模5人以上30人未満で前年比4・0%増の10・2時間、従業員規模30人以上で5・6%増の12・3時間になった。
県内の建設業における7月の賃金・労働時間・雇用の動きは次の通り。
【事業所規模5人以上】
▽賃金の動き=現金の給与総額は40万1367円で、前月比4・0%減(前年比30・5%増)。きまって支給する給与は32万5433円。
▽労働時間の動き=総実労働時間は175・1時間で、前月比2・8%増(前年比5・4%の増)。所定外労働時間は9・4時間で前月比14・5%増加、前年比は27・8%増加した。出勤日数は22・0日と前年並みだった。
▽雇用の動き=同月末の労働者数は3万9132人で前月比1・1%減(前年比3・7%減)。パートタイム比率は5・2%で、入職率は0・5%、離職率は1・6%だった。
【事業所規模30人以上】
▽賃金の動き=現金給与総額は44万4113円で、前月比22・4%減(前年比20・7%増)。きまって支給する給与は35万2933円になった。
▽労働時間の動き=総実労働時間は174・3時間で、前月比1・5%減(前年比5・8%増)。所定外労働時間は15・5時間で前月比29・2%増(前年比144・0%増)。出勤日数は21・4日だった。
▽雇用の動き=同月末労働者数は1万1239人で、前月比2・4%減(前年比19・2%減)。パートタイム比率は5・1%、入職率は0・3%、離職率は2・7%だった。
一覧へ戻る