業界記事

遮水矢板設置から/原市沼調節池下の池2へ着手工

2004-10-13

 原市沼調節池整備事業を進めている北本県土整備事務所は、下の池1が概成したことを受けて、下の池2の整備を開始する。着工に先駆け、先月には地元説明会を実施するとともに、工事用道路築造工を忠和総合建設業協組に発注。また今月は、環境事前調査業務3件を委託した。今後は遮水矢板設置工事へと進むことになるが、同工事は11月ごろの発注が見込まれている。
 遮水矢板設置は、年度内の完了を目標に施工する。17年度は排水機場関連の整備に着手。躯体、ポンプ、樋管などに分離して発注することになるが、一部年度末の工事発注も視野に入れている。
 順調に予算確保できれば、17年度は掘削工事にも入る。また渇水期には越流堤工事を開始。越流堤は年度内に完成させ、掘削工事は18年度も継続。同年度中の完成を見込んでいる。
 下の池2は調節容量7万2000立方mで、面積は約3万8130㎡。掘削土量は、約8万1000t。排水機場には、ポンプを2台設置する。樋管は1000mm×1000mmのRCボックス構造で、延長約10m。越流堤の延長は、50m。
 同事業は、綾瀬川の支川となる原市沼川周辺の浸水被害を軽減させるために計画されたもので、上尾市原市ほか地先、伊奈町小室地先に、7つの調節池を整備するもの。下の池1・2、中の池1・2・3、上の池1・2に分けている。調節池面積は36haで、調節容量は54万6000立方m。
 昨年度、日本工営さいたま営業所(さいたま市、電話048-647-8411)が施工暫定計画を作成。同計画は中の池、上の池を対象に、最大の事業効果を挙げるためにはどのような順序で整備を進めるべきかを検討したもの。
 その中で、下の池完成後に着手する箇所として、中の池を位置付けた。今後、3池で構成する同池の中から整備順序を決めることになるが、用地取得率が大きな判断材料となってくる。15年度末の取得状況を見ると、中の池1は67%、同2は47%で、同3が40%となっている。
 なお、下の池1は上尾市が、同2は伊奈町が上部利用を図ることになっており、市と町はそれぞれ検討を開始している。

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