業界記事

今月中に一般競争公告/佐波の幹線管路工

2004-10-09

 県下水環境課は、佐波処理区流域下水道整備に係わる赤堀・東・境幹線2-2工区を一般競争入札で発注する。
 現在、入札参加条件等について事務作業をツメており、今月中には公告となる見通しだが、当初予定していた第3四半期に入札を行い12議会へ上程するとしていた工事請負契約締結議案は2月議会へずれ込む場合も考えられる。
 同幹線は15年度に一般競争入札で2工事を発注したが、その時の主な条件としては、入札参加形態は県の土木工事の格付けがA等級による3者の組み合わせとし、代表者は土木工事のP点が1400点以上、代表者以外の構成員は前橋・高崎・伊勢崎・藤岡・太田・桐生土木事務所管内に本店を有していること等を課していた。
 今年度に一般競争入札で発注するのは、15年度末に入札した赤堀東境幹線2工事の間の中抜け箇所で、延長は約1000m。φ1350mmの管渠をシールド工法で布設する。設計は、トーニチコンサルタント(高崎出張所=高崎市剣崎町348-3電話027-344-4206)が作成した。
 佐波処理区の処理区の対象エリアは、伊勢崎市、赤堀町、東村、境町の4市町村にまたがる約3282haが計画処理面積。処理規模は、計画人口を約9万3380人とし、計画汚水量を約6万7770立方mに設定。
 当面は、第1系列を整備し普及率の推移を見ながら段階的に整備を進めていく予定で、最終的には6系列となる。設計業務は、日水コン(東京都新宿区西新宿6-22-1電話03-5323-6200)が作成。
 処理施設は、最下流の境町平塚地内の利根川左岸の約2・2ha。
 処理方式として、初期の段階では標準活性汚泥方式とし、処理量が増加した段階で凝集剤添加活性汚泥方式を取り入れ、さらに将来的には高度処理として急速ろ過や活性炭吸着法なども導入する計画。
 処理施設の工事には15年度から着手し、今年度は昨年度に土木工事を発注した水処理電気棟の上屋(建築)を建設。規模は、RC造2階建て、延べ床面積1182㎡。発注は、年明け2月頃となりそうだ。

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