業界記事
三上建築に設計委託/モデル図書館事業改修
2004-10-13
久慈郡大子町はこのほど、モデル図書館事業改修工事の実施設計および施工監理業務を三上建築事務所に90万円(税抜き)で委託した。委託期間は監理業務も含まれるため、来年2月20日までを設定。工事は12月から行われる予定だ。
モデル図書館事業として行われる施設改修工事は、すでに閉校した水郡医師会附属大子准看護学院の施設(池田地内)を、図書館として再利用するもの。
大子准看護学院の規模は、S造2階建てモルタルの延べ約220㎡で、図書館建設に適したラーメン構造でないことからオープン使用にはしない方針。既存施設を極力生かして、間仕切りがある形での施設利用となる。
また図書は、中央公民館にある7000冊と県立図書館の2万3000冊の合計約3万冊を置く。
おおまかなスケジュールとして、実施設計業務を約1か月間で策定し、同学院内の水郡医師会事務所がシルバー人材センター(旧池田小)に移動した後、12月頃から着工する見通し。
工事は建築、電気設備、関連工事を含めて約5か月間で行われる予定だ。
なお、9月の補正予算にはモデル図書館事業施設改修工事費として1050万円を計上した。
続く12月補正予算には、図書管理システムに係るパソコンなどのハードおよびソフト費用、備品関係などを計上する見通し。
一覧へ戻る