業界記事
都計道2路線を認可/瓜連の駅周辺整備事業
2004-10-13
那珂郡瓜連町はこのほど、瓜連駅周辺整備事業に伴う都市計画道路、駅南停車場線(3・5・98号)および西室家・中道線(3・5・99号)の2路線について、県より事業認可を受けた。これは9月30日の県報に告示されたもの。まちづくり交付金事業(旧・まちづくり総合支援事業)として進めていることから、近く、今年度中の測量設計業務に向けて交付申請を行う。来年度には用地買収作業に着手し、手続きが済み次第に着工していく方針だ。
駅南停車場線は、JR瓜連駅を起点に南側に向けて延長約250m、幅員15mで計画されており、終点が西室家・中道線となる。西室家・中道線は東西に延長600m、幅員15mで予定されている。
県報による都市計画事業の施行期間は、9月30日から平成20年の3月31日まで。事業地(収用部分)は、瓜連町大字瓜連における字一本杉、字水戸海道、字辻前、字遠野、字西室家、および大字古徳字間ノ障子、字辻後地内となる。
町では今後、地元説明会を開催するとともに、今年度の測量設計業務に向けて交付申請を行う。その後、2路線を対象に測量設計業務に着手。
来年度からは用地買収作業を進めて、用地取得が完了した箇所から道路新設工事を進めていく方針。
この2路線を整備することで、国道118号から瓜連駅へのアクセスを容易にすると共に瓜連町の中心部への回遊性向上が図れるようになる。
瓜連駅周辺整備事業にあっては、まちづくり交付金事業として平成19年度までを計画期間に、自由通路や橋上駅舎、駅前広場、駅南北の地区広場、都市計画道路、町道および公共下水道の整備を進めているもの。
このうち、駅前広場整備工事は岡部工務店・高野工務店JVの施工で工事を進めており(12月末日に終了予定)、自由通路整備と橋上駅舎建設についてはJR東日本の発注で来年から着工される見通し。
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