業界記事

下諏訪町の赤砂崎開発/公園整備などを構想/プラン確定後に用途変更

2004-10-09

 諏訪郡下諏訪町は赤砂崎開発について、開発の方向性を探っている。「民公協働赤砂崎プロジェクト委員会」の答申では賭博施設等の禁止や公園整備などが提示され、町もこれに沿う方針だが、現段階では具体的な整備案には至っていない。町は開発プランが固まれば、同地域の用途変更や地区計画見直しを行なう考え。
 開発対象地域は、諏訪湖に面した半島状の地区で岡谷市境の東側。面積は砥川東側が6万4645㎡(道路含む)、西側が6460㎡の計7万1095㎡。下諏訪土地開発公社所有地で、一部は町所有。
 現在の商業地域指定では工業に対する制約も多いため、開発プランの方向次第では準工業地域への用途変更や地区計画見直しをする方針。委員会の答申では、テーマパークを避ける、緑地親水公園の設置、賭博・風俗営業・遊技場などの施設を避ける-などの意見が挙がっている。
 町では用地の一括・部分売却、賃貸など全てを選択肢としており、優良企業による開発やPFIなども視野に入れている。
 また計画には合併問題も絡んでおり、合併特例債を活用した開発も考慮している。諏訪市が合併離脱を表明したものの岡谷市との合併の可能性も残されており、現段階では町単独で計画推進に動くには難しい状況となっている。
 なお町の実施計画では、赤砂崎施設整備が19・20年度実施、赤砂崎公園整備事業は18年度に5億1000万円を設定しているが、これは延伸となる見通し。

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