業界記事

電設工業会が会員大会/4項目の決議を採択

2004-10-12

 社団法人日本電設工業会(平井貞雄会長)は7日午後3時から、長野市のホテルメトロポリタン長野で平成16年度会員大会を開催し、分離発注の推進、新分野への挑戦など4項目に渡る決議を採択した。当日は会員約437人のほか、国土交通省から渡辺和足関東地方整備局長(代理・坪田英明関東地方整備局営繕部長)、田中康夫長野県知事(代理・青山篤司出納長)、鷲沢正一長野市長らが来賓として出席した。
 冒頭あいさつに立った平井会長は「協会活動の現状と課題としては特に、分離発注の問題、PFI事業のあり方などがあげられる。分離発注こそ施主の利益に最もかなう発注システムであると確信しており、引き続き協会活動の中心に据える考えだ。またPFIは、きわめて低価格で受注され、我々業界がそのしわよせを被っている。PFIに分離発注のルールを確立すべきであり、これを強く求めたところだ。今後もあるべき目標に向け一致団結して行動していこう」と呼びかけた。
 来賓としてあいさつに立った鷲沢正一・長野市長は「業界も厳しいのは承知しているが、行財政も同様だ。低入札は財政的にはありがたいと言うのが本音だが、行政全体を考えると品質が保証されるのか、また企業力が落ちてしまう危惧、社員教育の事などを考えると将来に不安を覚える」と低入札問題に関して危機感を覚えている-とあいさつした。
 続いて協会政策委員の小島兼隆氏が『PFIの現状と課題』について基調報告を行った。最後に運営委員長の小島兼芳氏が『大会決議』について説明し、全会一致で決議した。
 決議内容は『顧客価値の増大・創造と経営基盤の強化に向けて我々は次のとおり行動することを決意する。<1>分離発注を推進し顧客満足度の高いきめ細やかなサービスを提供しよう<2>安全でクリーンな電設技術を提供しよう<3>適正かつ合理的価格による受注を通じて品質・性能の一層の向上を図ろう<4>優れた人材の育成と技術革新により、新分野に挑戦しよう』-の4項目。
 引き続き場所を移し、長野県を代表する世界的企業のセイコーエプソンの地球環境部長である大野好弘氏による記念講演(演題・環境そして命)を行い、和やかに会員懇親会へと移行した。
 来賓の渡辺関東地整局長(代読・坪田営繕部長)は「国交省として構造改善を進めるため、諸事業を実施し環境を整えているところだ。技術と経営に優れた企業を目指し一致団結して頑張ってもらいたい。貴業界は環境問題など21世紀の課題にも積極的に取り組んでいる業界であり、今後の活動に期待している」とエールを送った。また田中知事の代理として出席した・青山出納長は「業界を取り巻く状況は非常に厳しい。しかし皆様の経営努力と技術力で乗り切ってもらいたい。皆様の技術力の向上が文明や文化の向上に貢献していく」と電気設備業界の技術力に期待を寄せた。

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