業界記事
事前予定価格1億9233万円/予算可決で公表/日向産廃処分場飛散等防止工事
2004-10-08
県は先月21日、日向産業廃棄物最終処分場飛散・流出(崩落)防止工事(須玉町比志地内)の公募型指名競争入札を公告していたが、9月県議会で同工事に係わる補正予算が可決されたことから、予定価格(1億9233万2700円・消費税込み)を公表した。
同工事は、廃棄物処理の施工実績を持つ大手ゼネコン(土木1200点以上)と県内土木AのJVで構成され、12日の入札が予定される。
対象工事は廃棄物等掘削盛土工事一式、掘削工1万3680立方m、盛土工1万0380立方m、法面整形9140㎡などを内容とするもの。環境大臣の行政代執行実施計画の同意に基づくもので、全国で問題となっている、いわゆるミニ処分場の事案としては初めてのケース。地元の要望に配慮して処分場全体を遮水シートで覆うなど最新の工法を採用する。工期は来年8月まで。
一覧へ戻る