業界記事
総合防災センターを検討危機発生時の基本方針
2004-10-08
県は、自然災害、大規模火災などの事故、武力攻撃事態などを対象とした危機管理指針をまとめた。この中で、事前対策には、総合防災センター(仮称)整備検討や防災活動拠点整備、災害に強い安全な地域づくりなどが位置付けられた。
総合防災センターは、危機発生時に基本方針の決定や応急活動に関する指示などを行うため、被害状況や応急活動状況などの危機情報収集伝達の中枢施設として機能するもの。整備について検討する。
防災活動拠点整備は、被災地域に対する広域的な救援活動などを行うため、各所管部局は、防災基地、県営公園、防災拠点校、舟運輸送拠点、埼玉スタジアム2002、さいたまスーパーアリーナなどを整備する。
災害に強い安全な地域づくりでは、豪雨などによる被害防止、被害を最小限にとどめるため、山地被害発生の危険度が高い集落、重要なライフラインに近接する地域などで治山対策を推進。土石流危険渓流などでの砂防事業や河川改修、調節池建設など治水対策を進める。
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