業界記事

10日に全区間供用へ/観光振興・地域活性に期待/県道大前須坂線・干俣バイパス

2004-10-08

 県中之条土木事務所が整備を進めていた一般県道大前須坂線干俣バイパスが完成し、10日の午後1時に供用を開始する。
 同線は、嬬恋村大前の国道144号交差点を起点として長野県須坂市に到る延長約23・6kmの幹線道路。
 同地内の現道は、人家連担地域を通過しているが、歩道もない上、幅員が5m程度。見通しが悪く、また、大型車同士のすれ違いが困難な状況であり、地域住民の生活に支障をきたしているため、平成8年度から同村干俣地内の人家連担地域を迂回する延長役2900mの干俣バイパスの整備が進められてきた。
 今回開通するのは、すでに供用開始している現道拡幅部分の約700mを除く、残りの2200m。
 この開通により、バイパス整備を進めてきた延長約2900mの全区間が開通することとなり、歩行者等の安全及び地域の利便性の向上が図られる。
 また、現在、同村により整備が進められている村道野地平線とあわせ、バラギ高原の周遊道路として、周辺にあるスキー場やキャンプ場などの観光施設との連絡強化により、円滑な観光交通が確保されることになる。地域の活性化、観光振興に大きな役割をはたすものと期待されている。

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