業界記事
JRから今月にも/自由通路の詳細設計
2004-10-08
JR群馬原町駅前広場整備事業を進めている吾妻町建設課は、駅南口と北口を結ぶ自由通路の詳細設計に着手するほか、駅前から赤十字病院の北側を通り、主要地方道高崎榛名吾妻線を跨ぐ踏切までを結ぶ「ふくし・ふれあいロード」の工事にも着手する。
駅南口と北口の間を結ぶ歩道橋型の自由通路は、大型商店が進出している北口側と旧市街地となる南側を結ぶもの。詳細設計は、JR東日本との協定により決定し、JR東日本から早ければ今月中にも委託される。また工事の発注は、同町からとなり、時期については未定。
一方の「ふくし・ふれあいロード」は、駅南口から原町赤十字病院を通り、高崎榛名吾妻線を跨ぐ踏切までを結ぶ歩行者専用道路。同ロードは現道201号線を『福祉に立ったまちづくり』をテーマに命名した路線で、病院の患者がリハビリのために使用したり、同院への通院道路としての利用を見込んでいる。さらに、近隣の住民の散策道、県立吾妻高等学校の生徒の通学路としても役立てたいとしている。延長は270m、基本幅員4m。休憩空間としてのポケットパーク(35㎡)を1か所、花壇や照明も設置する。詳細設計は、JR東日本コンサルタンツ上信越支店(高崎市栄町6-26電話027-321-6392)が担当。入札は11月にも行う予定。
今後は、南北の広場整備も計画しており、南口の整備対象は、既存広場と同規模の1380㎡。コミュニティーバス乗降場を1バース、タクシー乗降場1バース、一般車乗降場1バースを整備し、約40台分の駐輪場も再確保する。
北口の整備対象は2400㎡で、路線バス乗降場2バース、一般車乗降場1バース、観光バス待機スペース2台分、一般車の駐車場4台分を設ける。また、駐輪場を西側に46台、東側に24台を新設する。
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