業界記事
茅野市「塩壺の湯」建設/歩道橋設計などを委託/本体は南諏設計JVで
2004-10-07
茅野市は「米沢温泉塩壺の湯」建設事業で、このほど地質調査を中部測地研究所に、歩道橋設計を嶺水に委託した。また本体設計は9月末に南諏設計JV(宗和建築設計・古畑一級建築設計事務所・守屋設計事務所)と契約を交わしている。設計工期は17年1月。工事は17年4月から18年1月下旬を計画している。
建設予定地は米沢6845番地ほかの塩沢地区。敷地面積は5282㎡。新施設の特徴として常温風呂と低温源泉風呂との交替浴が可能、全館バリアフリー及び床暖房、自然石活用などが挙げられる。温度が低いため「かけ流し」ではなく「循環式」の温泉施設となる。
施設内には常温風呂、低音源泉風呂、サウナ、更衣室、事務室、倉庫、ホール、喫煙室、休憩室、自動販売機コーナー・給湯室、機械室などを配置する予定。駐車場は60台以上、源泉直近には貯湯槽を設置する。歩道橋は老人福祉センターとの往来を可能にするもので、規模はL7m×W2mを予定している。
事業費は3億円を予定。この中に建築主体工事、機械設備工事、電気設備工事、外構工事、荻原邸解体工事、水路付替工事が含まれる。ただし貯湯槽設置や歩道橋設置、敷地内道路改修は含まれていない。
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