業界記事

朱鷺メッセ連絡デッキ/補強設計方針検討に着手/補強検討委・委員長に田辺忠顕氏

2004-10-07

 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故の復旧対策を進めている県港湾空港局は5日、残存するデッキ部分の補強策の検討に向けた「朱鷺メッセ連絡デッキ補強検討委員会」の初会合を開催した。委員長には名古屋大学名誉教授の田辺忠顕氏が就任。委員会は今年度内に3回程度開催し、具体的な補強設計の方針を固める見通しだ。
 同局では、このほどアトリウム前及び入江側の両連絡デッキについて補強を行う方針を決定した。しかし、安全性が十分確保された補強を行う必要があることから、補強設計を行うに当たって高度な知見を有する専門家による技術的指導・助言や設計に関する客観的評価を得るため、今回、同委員会を設置した。
 初会合の議題は、事故原因調査結果等の確認と補強設計方針について。今回は、「朱鷺メッセ落下事故調査委員会」で委員長を務めた丸山久一長岡技術科学大学副学長も出席した。
 田辺委員長は就任挨拶で「出来るだけ効率的に、しかし見落としがないよう委員会で検討を進めたい」と意欲を見せた。
 なお、同委員会は非公開で行い、詳細は最終の委員会終了後に公表する見通しとなっている。
 委員は次の方々※<1>所属<2>専門(敬称略)
▽田辺忠顕委員長=<1>名古屋大学名誉教授、日本コンクリート工学協会中部支部技術評価・支援機構専務理事<2>鉄筋コンクリート工学、耐震工学
▽佐伯彰一=<1>土木研究センター常務理事、技術研究所長<2>橋梁工学
▽福山洋=<1>独立行政法人・建築研究所構造研究グループ上席研究員/研究主幹<2>鉄筋コンクリート構造、耐震工学
 同局ではまた、落下した佐渡汽船~朱鷺メッセまでの全区間についてはデッキを再建する方針であり、当面は佐渡汽船~立体駐車場(南端)間を先行して復旧する。今後、設計に着手し、先行整備部分は平成17年4月から工事発注準備に入り、4月~5月中に入札執行する。工事期間には平成17年5月~同18年3月までを想定。再建に係る全体工事費は5億6000万円で、うち先行整備部分の工事費に3億7000万円を見込んでいる。

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