業界記事

新たな工法検討へ/春日部駅周辺の連続立体

2004-10-07

 越谷県土整備事務所は、東武伊勢崎線と野田線が乗り入れる春日部駅周辺の連続立体交差計画でこのほど、概略設計業務を東武計画(さいたま市、電話048-645-3381)に3700万円で委託した。この中では、新たな工法となる西側別線設計、これまでの工法の西側仮線について修正設計を行う。17年度は、工期の短縮や事業費の縮減など、これまでの工法との比較検討を行っていく。
 西側別線設計は、標準高架についてラーメン高架式2案、桁式高架案1案の計3案の比較検討を行い、構造形式を決定。このほか橋梁や駅部、取付部などの構造形式を決定し概算工事量や概算工事費を割り出す。
 また、内谷陸橋については、既存の立体交差部の施工方法を比較検討していく。
 これまで検討してきた西側仮線では、スパン割、構造形式の修正を行い、概算工事費を算出。
 これらの結果を踏まえ、都市計画決定に必要となる概略設計をまとめる。
 対象エリアは、粕壁1丁目ほか地内の春日部駅に東武伊勢崎線、東武伊勢崎線ともに約1・9km区間。軌道数は、伊勢崎線が上・下線、特急の7軌道、野田線は上・下線、貨物線の7軌道の計14軌道。
 これまでの流れは14年度、事業計画、交通状況や鉄道の利用状況、踏切の状況などを調査。このほか立体構造や施工方式について、数パターンの比較検討を行った。
 これらを受けて15年度は、現況調査や整備手法の検討、歩行者と自動車の動線計画に加えて、沿線の諸計画および都市利用やまちづくりなどの調査を実施した。調査業務の担当は東武計画(さいたま市、電話048-645-3381)。

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