業界記事
プロポーザルで/観光振興ビジョンコンサルの選定
2004-10-07
新座市は観光振興ビジョンを策定すべく、コンサルタントの選定作業に着手した。プロポーザル方式で、参加は5者程度のもよう。今月末には1者と契約する運びとなっている。
同ビジョンは、地域振興計画を推進するために策定されるもの。9月補正予算で、541万7000円の委託料を確保している。特定業者は、各種施策の年次・資金計画を精査。計画を具体化し、実現に向けた全般のコンサルティングを担当することになる。
さらに市では、観光都市づくり推進市民会議を立ち上げ、同ビジョン作成についての議論を進めていく。第1回は11月4日(木)を予定しており、年度内に7回程度の開催を見込んでいる。メンバーに関しては、有識者・団体代表30名、公募市民(15日まで受付中)10名以内の計40名程度を予定。
同市の地域再生計画は、5月に国へ提出されたもの。事業期間は22年度までとなっており、実現により見込まれる観光収入は、年間約11億円。
ハード面の施策を見ると、仮称・ふるさと新座館と仮称・ふるさと歴史館の大型建築物2施設が位置付けられている。
ふるさと新座館は、17年度基本設計、18年度実施設計が見込まれており、19年度着工予定。建設地は、駅南口第2区画整理地内、国道254号沿いの、敷地面積約2000㎡。
ふるさと歴史館は、西分集会所に併設して整備。18年度基本設計、19年度実施設計と進む見通しで、20年度の工事が予定されている。
そのほか、黒目川・柳瀬川岸への遊歩道整備、道場2丁目地内への仮称・道場公園新設、馬場地区斜面林へのミニゴルフ場整備などが盛り込まれている。
一覧へ戻る