業界記事
1次査定を今月実施/今年度の災害箇所
2004-10-07
県河川課は、4日現在での16年度災害箇所を公表した。
今年度は6月21日に県内に近接した台風6号によって、六合村入山地内と草津町草津地内の国道292号で道路災害が発生した。
六合村では路側石張工が損壊し、草津町では土留ブロック積工が損壊した。
また、7月9日から10日にかけての豪雨で榛名町榛名山地内の県道渋川松井田線でモルタル吹付が崩壊。
その後は、7月29日から30日かけての集中豪雨で富岡土木事務所管内の3か所で被害を受けた。
下仁田町馬山地内の鎌田川では左右岸の護岸が洗掘した。甘楽町秋畑地内の秋畑富岡線については、路肩が決壊。同じく同地内の富岡神流線では地すべりにより路肩が崩れた。
さらに、8月7日の豪雨で松井田町坂本地内の国道18号(旧碓氷峠)において路肩が決壊したが、この本復旧工事は9月に発注済みとなっている。
また、桐生市梅田町4丁目地内の桐生田沼線では、地すべりにより土留モルタル吹付部が崩壊した。
これらの被災箇所への国からの現地査定時期は、1次査定が今月26、27日に行われる予定で、渋川松井田線、鎌田川、秋畑富岡線、国道18号の4か所が対象。
残る3か所の国道292号(六合村)、富岡神流線、桐生田沼線は地すべりの解析調査に時間を要するため、11月下旬に予定されている2次査定で対応する。
その後、復旧工事については発注済みの国道18号を除く7か所のうち、全事業費分の8割程度を今年度内に各土木事務所から発注する。
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