業界記事
耐力度調査に含み/児玉中(小さく)改築設計は先送り
2004-10-06
児玉町は、児玉中学校の改築に向け当初予算で、耐力度調査500万円、設計、測量、地質調査へ合わせて7500万円を計上したが、建設協議会の検討で、設計などについては、先送りする方向が固まった。耐力度については、実施への含みは残しており、老朽化の進む学校施設への対応は推進する構え。
児玉中(八幡山438)の校舎、体育館は、昭和42年~44年ごろに順次建設したもの。校舎は2棟構成。ともにRC造3階建てで、総延べ6295㎡。体育館は、RC造平屋、1339㎡。これまで、施設の配置計画、普通教室20室+特別学級2クラスを目安とした施設規模などの検討を進めていた。
改築事業自体は、あくまで設計から建設までを、実施時期などは未定ながら、先送りの方向でおり、事業は存続。また、耐力度調査の年度内実施に対しては、含みを残しているものの、発注時期など含めて、今後の調整に委ねられることになる。
なお、先送りとなった理由については、処々の事情を勘案しての結果としている。
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