業界記事
県立学校の耐震診断/11件58棟で調査を完了/年度内に補強設計実施
2004-10-05
県施設課発注で行なった県立学校耐震診断委託業務は、11件58棟すべての業務について調査を終えた。現在は調査書類を精査している段階で、今後は補強設計委託に向けて同課・危機管理室・教育委員会で協議する方針。補強設計は年度内に実施する。
今回調査を実施した施設は高等学校18校52棟、養護学校1校6棟の計58棟。調査工期は9月30日で、すでにすべての調査書類が提出されている。補強設計委託については、補強工の緊急度や大規模改修など将来の学校整備事業、県の予算などを考慮して対象施設を選択する。
県立学校耐震対策事業は「信州モデル創造枠予算」により重点的に進めるもの。今年度当初予算要求段階では95棟の調査委託費を申請したが、実際には今回の58棟分しか予算は確保できなかったため、今回予算を確保できなかった分については17年度予算に要求する方針。
今回の調査実施学校と調査業者は次の通り。
▽阿智高校(白子建築設計事務所)▽茅野高校、富士見高校(白子建築設計事務所)▽箕輪工業高校(白子建築設計事務所)▽赤補高校、駒ケ根工業高校(桂建築設計事務所)▽伊那北高校、辰野高校、伊那弥生ケ丘高校(泉設計事務所)▽下伊那農業高校(長野技研)▽飯田長姫高校(山口設計事務所)▽上伊那農業高校(アイエーディー建築事務所)▽伊那養護学校(岡沢仁建築設計事務所)▽飯田高校、飯田風越高校、阿南高校(岡沢仁建築設計事務所)▽諏訪実業高校、諏訪二葉高校、下諏訪向陽高校(岡沢仁建築設計事務所)
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