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　県中部農業総合事務所農村整備部は、中川地区で展開しているかんがい排水事業で今年度は水路工と転落防止柵の２工事を実施、それぞれ１０月８日に入札執行する。さらに、丈量測量等の委託業務も同日発注する。同地区にある水田地帯では、上流の開発が進んだことにより淡水被害を引き起こしている。
　この改善策として、幹線排水路を整備し被害を防止する。今年度事業費は７０００万円で、工事概要としては、水路工（６工区８工事）で約３００ｍを整備する。
　具体的な工事内容は、Ｌ型水路Ｌ２６２ｍ、落差工１２ｍ、横断工Ｌ６ｍ（ボックスカルバート）、取付工Ｌ１２ｍ。また、転落防護柵は、水路の両側へ設置するもので、県産材を使用。延長は１３００ｍ程度。