業界記事
溝端保育園の園舎/部分的修繕で対応
2004-10-02
坂戸市は、老朽化が著しい溝端保育園園舎について、全面的な改修および増築とするか、もしくは移転改築するなど、整備を構想しているが、現段階では17年度事業とする考えは無い。近年の財政状況では、改築はもちろん、大規模な改修工事費を計上できる見込みは薄いため、とりあえず部分的な修繕を施す方針。
同保育園は、東武東上線北坂戸駅に近い溝端町5-3に位置。昭和48年に建設し、敷地は都市公団から借地している。施設規模はS造平屋、約670㎡、ゼロ歳児から就学前の児童を対象に定員135人。
整備の際には、保育園の機能強化として、要望の強い一時保育事業や子育て支援機能の導入なども考えられる。また、基準面積からも、同規模定員では既存施設部分のみでの対応は難しく、改修プラス増築が必要と見られる。
市内には公立6、民間3の計9園の保育園がある。しかし、依然待機児童も多く、施設対応が求められている状況。
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