業界記事

AIIがコンサル/バイオマス発電事業調査始まる

2004-10-04

 秩父市は、木質系バイオマス発電の具体化に向けて、バイオマス・コジェネ施設整備事業調査に着手、近く検討委員会を立ち上げ、建設地や施設規模、システムなど含め検討、年度末までに調査報告書をまとめ、17年度の実験施設建設に備える。コンサルには、AII(アジア・イノベーション・イニシアティブ)が参画している。
 調査は、NEDOとの共同研究で、基本的に市側が<1>前提条件の整理として未活用エネルギーの確保方法、性状把握、活用方法の検討、立地条件など<2>利用システム決定<3>利用システム設置にかかわる環境など調査<4>関係機関協議<5>設備、工事に係る仕様および工事工程検討<6>事業費積算<7>事業化の経済性および環境負荷に対する分析および評価<8>事業実施による普及性分析<9>事業化可能性の最終評価--を行い、NEDOは事業化可能性の総合評価を行う。
 発電施設に関しては、市役所庁舎が年間使用する電力量から、200kw程度の発電量を目安に構想している。
 栗原市長が2月に行った講演で、17年度に計画する試験機を第1段階とし、第2段階では分散型の発電プラントを設置。第3段階で、民間事業者による大規模発電プラント設置を想定。
 試験機の発電方式についても、高カロリーガス化・ガスエンジン方式とし、電・熱併給。施設は、ガスエンジン発電棟、ガス反応棟、屋外施設エリアで構成し、建設費は8000万円程度としている。第2段階以降は間伐材を利用する考えを示している

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