業界記事
29日にワークショップ/17年度着工の総合体育館
2004-10-04
和光市は総合体育館建設事業で、29日(金)に第1回ワークショップを行う。午後の部(13時30分~16時30分)は市役所5階502会議室で、夜間の部(19時~21時)は中央公民館2階会議室。内容は施設機能の説明と要望抽出などで、定員は、それぞれ60名程度を予定している。
同事業は現在、安井建築設計事務所東京事務所(千代田区、電話03-3261-5101)の担当で設計作業を進めている。ワークショップは市民参加、情報提供のために行うもので、12月か年明け1月ごろに第2回を予定している。
工事は17年度早期に発注し、2か年で整備する方針。建設地は、県営和光樹林公園の東側駐車場部分。施設は4階建てで、工事費限度額は20億円に設定している。
現行計画によると、1階はピロティー式駐車場(210台)のほか、地下雨水貯留ピット、地下臨時汚水排水槽、発電機室、電気機械室、備蓄倉庫など。2階はメインアリーナとサブアリーナを中心に、トレーニング室、体力測定室、会議室などを配置する。
3階は観覧席(約810席)、パークギャラリー(休憩・カフェ)、スポーツギャラリーなどのほか、1周約200mのランニングコースを設ける。4階は柔道場、剣道場、弓道場の和式競技フロア。
施設は、屋上緑化(芝生屋根)と側面緑化を施す。自然エネルギーを積極活用し、省エネルギーへ取り組む方針。また、長寿命化を考慮した躯体と内外装素材を採用することなどにより、運用コスト低減を目指す
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