業界記事

環境商工委員会の県内調査/J-PARC視察/20年度に施設を稼働

2004-10-01

 茨城県議会環境商工委員会(白田信夫委員長)による県内調査が9月28日に行われた。今回は、大強度陽子加速器(J-PARC)の建設が進む日本原子力研究所東海研究所をはじめ、霞ケ浦、霞ケ浦環境センター(仮)を視察。そのうちJ-PARCでは、4工区に分けて工事が進んでいる「50GeVシンクロトロン棟」において、最終工区となるD工区が今年度に発注される見通しと説明が行われた。
 議事堂を出発した一行は、まず東海村白方地内に立地する原研東海に到着。調査会議では、白田委員長が「J-PARCは、県のサイエンスフロンティア21構想に位置付けられる重要な計画。施設建設の進ちょくを見定め、今後の委員会調査に役立てていきたい」などと挨拶。
 富田祐介・原研東海副所長は、研究所内における研究概要を説明すると、引き続き大山幸夫・原研東海大強度陽子加速器施設開発センター長がJ-PARC計画について説明した。
 J-PARCは、大強度の陽子ビームを金属ターゲットに当てて発生する二次粒子を用いて、各研究を発展させるための世界最先端研究施設。全体予算1515億円で原研東海の南地区に建設しており、平成20年度の施設稼動(ニュートリノ実験施設は21年度から)を目指している。
 工事の進ちょく率は、リニアック棟建築が約85%、3GeVシンクロトロン棟が約70%。50GeVシンクロトロン棟(KEK担当)は4工区に分けて整備を計画し、現在はA~C工区を進めており、残りD工区を年度内に発注する予定。
 このほか物質・生命科学研究施設は約20%、原子核素粒子実験施設(KEK担当)が約30%。ニュートリノ実験施設(KEK担当)は今年度から整備に着手する方針だ。
 その後、一行は県南地区に移動し、船で霞ケ浦湖上を視察。茨城県霞ケ浦対策課および国土交通省霞ケ浦河川事務所から、霞ケ浦の環境保全・水質浄化のための国・県事業概要について説明を受けたほか、簡易な水質検査を実施した。
 また、土浦市沖宿と霞ケ浦町戸崎地区の3・3haに建設が進む霞ケ浦環境センター(仮)(17年度開館予定)では、施設の概要と整備状況について説明を受けた。

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