業界記事
8・2%増の9873億円/大手50社の8月受注動態
2004-10-01
国土交通省は大手50社の平成16年8月分の建設工事受注動態調査をまとめた。それによると、8月の受注総額は9873億円で、前年同月比8・2%増。国内では、公共工事は減少、民間工事は増加した。国内受注総額は9299億円で、同5・8%増。
8月の民間工事は6872億円で、同16・2%増。工種別では建築、土木ともに増加した。工場・発電所、事務所・庁舎、住宅などが増加し、教育・研究・文化施設、宿泊施設、店舗などが減少した。
8月の公共工事は2039億円で、同18・3%減。工種別では建築、土木ともに減少した。治山・治水、港湾・空港、倉庫・流通施設などが増加し、上下水道、工場・発電所、教育・研究・文化施設などが減少した。
8月の海外受注は573億円で、前年同月比71・7%増。
8月の建設関連業の動態では、測量業50社の契約総額は62億円で、前年同月比9・1%減。建設コンサルタント50社の契約総額は333億円で、同5・8%減。地質調査業50社の契約総額は69億円で、同8・8%減。
建築設計業務90社の動態は概算延べ床面積218万3000㎡で、同41・8%増。このうち民間は183万1000㎡で、同58・2%増。公共は35万1000㎡で、同7・9%減。
建設機械器具リース業50社の売上げは143億円で、同7・8%減。重仮設リース業8社は48億円で、同0・9%増。軽仮設リース業15社は64億円で、同18・3%増。
設備工事業各工事主要20社の7月分受注高は総額2028億円で、同1・1%増。発注者別にみると、民間は1743億円で、同4・1%増。官公庁は285億円で、同13・9%減。工事種別にみると、電気工事は900億円で、同2%減。管工事は1003億円で、同1・5%増。計装工事は188億円で、同26・8%増。
一覧へ戻る