業界記事

指針値超過は減少に/ホルムアルデヒド・住宅全体で15%/シックハウス実態調査

2004-07-31

 国土交通省は、平成15年度に実施した室内空気中の化学物質濃度実態調査結果を公表した。ホルムアルデヒドなど6物質について測定し、12年度に指針値を超過していた住宅への追加調査では、15年度夏期調査の段階で、超過住宅の割合がホルムアルデヒドで15・3%、トルエンで0%まで減少。物質が大気中に拡散しにくい冬期調査ではそれぞれ0%と1・3%となり、年ごとに低下していることが分かった。また、アセトアルデヒドが0・17ppmを超えているものは、住宅・非住宅とも1件もなかった。
 この調査は新築1年以内の住宅(改正建築基準法施行前に着工)を対象に調査したもので有効回答数は1491件、このうち濃度指針値を超えたのは232件。15年度は<1>12年度の実態調査でホルムアルデヒド・トルエンの濃度が室内濃度指針値を超えた住宅に対する追跡調査(夏期・冬期)と<2>新築1年以内の住宅についての実態調査<3>事務所や店舗など住宅以外の建築物の調査を行なった。
 新築住宅の調査ではホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、アセトアルデヒドの6物質について測定を実施。測定値の平均濃度はホルムアルデヒドで0・04ppm(指針値超過率5・6%)、トルエンで0・017ppm(指針値超過率2・2%)、キシレンで0・004ppm(指針値超過率0・1%)、スチレンで0・000ppm(指針値超過率0・1%)、アセトアルデヒドで0・015ppm(指針値超過率9・5%)、エチルベンゼンで0・004ppm(指針値超過事例なし)。各物質とも濃度・超過事例は大筋で年ごとに低下する傾向にあった。
 住宅以外の建築物の調査では、事務所・店舗・ホテルについて新築住宅と同じ6物質について調べたところ、ホテルはアセトアルデヒドの5物質で超過事例がなく、平均濃度も事務所や店舗より低めだった。
 しかし、アセトアルデヒドは平均濃度0・023ppm、指針値超過率22・4%と、事務所(平均濃度0・009ppm、指針値超過率2・5%)・店舗(平均濃度0・010ppm、指針値超過率2・6%)よりも成績がふるわなかった。

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