業界記事

水管橋上部の架設を/鹿行水道鰐川浄水場流量計室築造も

2004-07-30

 県企業局は、鹿行広域水道用水供給事業(特定広域化施設整備事業)で、現在までの進ちょく状況と今後の整備見通しを、このほど開かれた県の公共事業再評価委員会で説明した。それによると、全体計画事業量10万8000立方m/日のうち、15年度までに8万4000立方m/日の給水を鹿行地域全体へ開始。今後は、残る送水施設の整備を進めるとともに、浄水施設の残る2万4000立方m/日は、水需要の動向を踏まえながら整備を進めていく予定。
 そのうち今年度は、送水管布設工事を鹿嶋市や波崎町で進めるほか、掘割川水管橋上部架設工事(SPψ300mm、L27m)、鰐川浄水場(神栖町鰐川)の流量計室築造工事などを計画。
 県の発注見通し(7月15日現在)によると、鹿行水道事務所が送水管布設工事3件、水管橋上部架設工事、流量計室築造工事を予定。
 そのうち送水管布設工事2件(鹿嶋市木滝、神栖町鰐川)と流量計室築造工事は、来月4日と6日に指名競争入札を行う。水管橋上部架設工事および波崎町須田地内の送水管布設工事(ψ500mm、L220m)は第2四半期内に発注の見通しとなっている。
 鹿行広域水道用水供給事業は、鹿嶋市など10市町村を対象に、安全な水道水を安定供給するために実施。現在の事業は平成4年に採択され、全体事業費258億円、全体事業量10万8000立方m/日の計画で、取水施設、浄水施設、送水施設(送水管L110km)の整備を進めている。
 全体計画に対する15年度までの進ちょくは、事業量が8万4000立方m/日で進ちょく率78%。事業費は、全体計画258億円のうち174億円(進ちょく率68%)。そのうち工事費は、全体計画257億円のうち173億円(68%)で、残る工事費は約84億円。
 今後の整備見通しは、一部の市町村で配水池が完成していないため、その配水池の整備状況を踏まえながら送水施設の整備を進める。また、残る2万4000立方m/日の浄水施設は、水需要の動向を踏まえつつ整備を進めていく。
 そのうち、鰐川浄水場の流量計室電気機械設備工事は来年度に予定。それ以外では<1>浄水施設の拡張工事(沈殿地、急速ろ過池)<2>排水処理施設工事(排泥池、濃縮槽、脱水機)<3>鹿島浄水場と鰐川浄水場と結ぶ緊急連絡管の布設<4>波崎町内での送水管布設工事-などを見込んでいる。
 これらの他、再評価委員会での説明では、鹿行地域は県内で最も水道普及率が低いため重点的な整備が求められていることや、地下水から水道水への転換による地盤沈下の防止が図られることなどによって、今後も事業の必要性は高いと強調。
 コスト縮減策としては、電気信号を伝えるケーブルを光ファイバーに変更し、布設ケーブル数を大幅に削減したことなどで平成13・14年度に約4億円の縮減を図った、と説明。
 今後は、送水管布設を浅埋工法で施工することや、北浦を横断する送水管について、新たに水管橋を建設せずに建設中の新鹿行大橋に添架することで建設費の削減を図っていく、としている。

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