業界記事

電子納品は新たな段階へ/18年度を目標にプロダクトモデル検討/第2次建設情

2004-07-24

 財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)が、建設分野の情報に係る標準化を推進するために設置した産学官共同の「建設情報標準化委員会(中村英夫委員長武蔵工業大学教授)」は、第2期の活動計画として「第2次建設情報標準化推進3箇年計画」を策定し、公表した。特に、電子納品については、将来的に業務やシステムを超えて自在にCADデータを交換し、統合的に利用する状況を作り出すことなど、建設情報標準化の目標を掲げている。
 同委員会では、公共事業を中心に繰返し使われる情報を抽出し、これらの電子化や交換・利用に必要な標準を整備するための活動をこれまで推進してきたが、第1次推進計画(13~15年度)の目標がほぼ達成されたのを期に、新たな課題を踏まえ第2次3箇年計画(16~18年度)を策定した。3箇年での標準化目標を掲げ、電子納品要領・基準類など5つのテーマに対応した4小委員会(電子地図、CADデータ交換など)1研究会を設置し、活動を行うことにしている。
 計画によると、まず始めに建設事業者間で情報の交換・共有を実現するためには、標準化が不可欠としている。15年度までの第1次計画では、公共事業を含む建設業界全体における図面データを対象として、2次元CADデータ交換仕様(SXFレベル2)を策定した。
 この仕様について委員会では、国土交通省の「CAD製図基準(案)」のデータファイルフォーマットとして採用されるなど、公共事業における電子データ納品仕様として利用されつつあり、当面の間、標準として採用すべき仕様については、およその結論を得たものと判断している。
 また、同計画では、これらの成果を維持・高度化し、より利用性の高いデータ交換仕様環境に結びつけることが必要とし、加えて、次世代のデータ共有・連携基盤を実現するための技術として、建設業界全体で用いることができる「建設製品モデル(プロダクトモデル)」の開発のあり方を明らかにする必要があるとした。
 今後は、<1>二次元CADデータ交換仕様(SXFレベル2)の維持及び利用環境の整備<2>プロダクトモデル(SXFレベル4)の検討--という2つの検討課題を捉え、18年度を目標に標準化活動を行う方針。

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