業界記事

照沼笠間線変更、つくば上郷廃棄物処理施設増設など/県都計審原案通どおり答申

2004-07-24

 茨城県都市計画審議会(会長=幡谷浩史・茨城県経営者協会副会長)は23日、平成16年度第2回審議会を水戸市笠原町の県開発公社ビルで開き、付議案件4件を審議、原案どおり答申した。主な案件では、水戸・勝田都市計画道路3路線の変更で、東海村照沼地内の県道常陸那珂港山方線(照沼笠松線)と国道245号(照沼豊岡線)の平面交差を立体交差とするとともに、交差位置を約30m南側に変更する(ただし、当面は平面T字路で整備を推進)。また、照沼笠松線の道路線形を直線に近い形に変更し、変更区間の自転車歩行者道幅員を縮小する。その他の案件では、伊奈・谷和原丘陵部一体型土地区画整理事業の用途地域の変更を承認。また、(株)つくばエンバイロンメントソリューションがつくば市上郷に計画している廃棄物処理施設(木くず破砕等)について、敷地の位置に関する都市計画上の支障の有無について「支障なし」とした。
  常陸那珂港山方線は、ひたちなか地区開発の進展に対応する道路として昭和58年に都市計画決定。その後、平成6年12月に地域高規格道路「水戸外環状道路」の一部に位置づけられた。
 一方で、国が昨年5月に地域高規格道路の構造要件を見直し、コスト縮減に考慮しつつ地域の実情に沿った道路計画が可能になったため、県では水戸外環状道路の構造を再検討。
 その結果、常陸那珂港山方線(東海村照沼地内の245号から東側の730m区間)がひたちなか地区開発関連道路のうち唯一の未着手区間で、早期事業化が望まれているため、全線堀割・高架だった同路線の構造を主要交差点のみ立体交差化とし他は平面とする、ことを構想。計画を地元に説明するとともに、関係機関協議を進めた。
 しかし当面は、コスト縮減や道路整備効果の早期発現のため平面T字路として整備を進めていく。
 立体化以外では、従来の計画ではカーブしていた道路線形をほぼ直線に変更し、道路交通機能の分担を踏まえた起点・終点の変更などを行う。
 今後、来月上旬に国土交通大臣の同意を得て、来月下旬に変更告示の見込み。
 県では、245号東側730m区間は、今年度に道路詳細設計および用地測量を進めて、来年度からの用地取得を予定している。
 その他の案件では、つくばエクスプレス(TX)沿線開発の伊奈・谷和原丘陵部一体型土地区画整理事業(274・9ha)で、来年秋のTX開業に向けた本格的なまちづくりを進めるため、用途地域を変更する。
 具体的には、これまで第一種低層住居専用地域と第一種住居地域の2種類だった用途地域を、この2種類以外に第一種中高層住居専用地域や第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、準工業地域に細分化する。
 廃棄物処理施設の敷地の位置の案件では、(株)つくばエンバイロンメントソリューション(つくば市上郷、岡野敏典代表)が同地内で運営している産廃施設(コンクリート類の破砕施設)の敷地内に、新たに<1>木くず破砕施設(処理能力5・32t/日)<2>廃プラスチック類の切断施設(25・92t/日)<3>廃プラ・紙くずの圧縮施設(9・92t/日)-を設置する計画について、建築基準法の規定による許可が必要なため審議し、支障なしとした。

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