業界記事

県が住宅建築要件を緩和/十王町の4集落

2004-07-24

 茨城県は、市街化調整区域に一定の「区域」を指定して区域内であれば誰でも居住用の住宅を建築することができる「区域指定」について、十王町の大字伊師、大字友部、大字山部の4集落・合計89・7haを指定区域とすることを決め、22日に告示した。これによって同区域内での住宅建築要件が緩和され、宅地開発も可能になる。
 県土木部建築指導課によると、区域指定制度は、市街化調整区域における新たな許可制度として、茨城県の条例(14年3月制定)によって指定された集落内であれば、その集落の出身要件などにかかわらず誰もが住宅を中心とした建築物を建てることができる制度。市町村の申し出に基づいて、県が指定している。
 条例では、道路や排水などの公共施設が一定水準整備された調整区域内の既存集落を対象としているが、県では、市街化区域に隣接・近接しているにかかわらず、おおむね50以上の建築物が連たんしている既存集落を区域指定している。
 県内ではこれまでに、昨年6月に鹿嶋市の5区域を、昨年7月に霞ケ浦町の16区域を指定したほか、先月には水海道市・岩井市・茨城町・谷和原村の4市町村の合計77区域を指定した。また、神栖町から申し出があるが、指定を見合わせている。
 十王町の指定区域は次のとおり。
◆伊師町地区=大字伊師字愛宕脇、字東堀上、字大麦田、字宿、字東、字一里塚、字向山、字南網内、字町尻、字北中丸、字佛方の各一部。
◆伊師浜地区=大字伊師字洞の全部、字入ノ口、字南浜谷地、字滝坂、字洞ノ口、字谷地ノ口、字坂ノ上、字諏訪、字諏訪の前、字諏訪の後の各一部。
◆川上地区=大字友部字道保内、字梶内、字川上、字高田、字高田前、字高田後、字弁才天の各一部。
◆山部地区=大字山部字上ノ内、字阿弥陀前、字辻堂、字権現前、字安良屋、字雷、字蔵ノ後の各全部字森ノ下、字下小幡、字芹田、字林シ下、字天神前、字十文字、字岩ケ作、字堂ノ下、字入野、字山王沢、字東、字河原、字天神下、字上ノ山、字井戸尻、字前山下、字作田、字道平、字中ノ内、字稲荷穴、字小屋、字鳥木沢、字聖者、字南台、字塙、字観音堂、字小手ノ久保、字叶堂、字間ノ内、字梶内、字南堂平、字椿平、字黒磯、字滝ノ沢、字座禅山、字薬師前の各一部。

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