業界記事

標準リテール作成着手/建築設計に統一基準/民間コンサルへも適用

2004-07-23

 県土整備部は22日までに県有建築物の設計にあたって統一的基準で部所ごとの細部まで定める「標準リテール」(標準詳細)の策定に着手することが分かった。現在同部では耐震補強設計のブレス部分についてだけ標準リテールを持っており、今年度は可能な限り各部の詳細を定める予定。今後は設計委託業務に際しても、設計事務所任せではなく、標準リテールを見て図面化していくことになる。
 標準リテールとは、標準設計のことを言い、建築物の各部所ごとに定め、どのような標準的規格・統一的規格にするのか、県の考えと標準的つくり、サイズなどの細部を盛り込んでいく。
 標準リテールをつくることで、今後のいかなる建築物の設計に際しても、その標準リテールをもとに設計図面に落し、効率的な作業が可能になる。たとえ民間の設計事務所に委託した場合でも標準リテールを生かすよう要請する。これまで民間委託した場合、それぞれの設計事務所が持つ標準リテールが中心で設計が進み、県有施設としてのバラツキがあると感じることもあったため、効率化とコスト縮減両面で役立つと見込んでいる。
 例えば、木造の腰壁をどのようにするのか、或いは改修工事におけるスロープ設置では、穴埋めしてからの設置か壊した後の設置か、また、穴埋めにしても鉄筋かモチ網を入れるのかなど細部を統一していく。
 現在同部では、耐震補強設計の場合の、ブレスの設置についてのみ詳細規格を定めている。今年度はなるべく多くの詳細を盛り込み、翌年度以降も新たな部所か新たな規格を積み上げてストックしていく。
 同部の担当課では、各部局と県立高校の配置によって4グループに分けており、今回の標準リテールを作成するのは第2グループとなる。
 また、標準リテールとは別に、課内設計も第2グループを除き各グループで1施設は実施する。技術者の向上とコスト縮減に役立てる。今のところ新座高校屋外便所新築は決定し、今後さらに対象施設を選定する。

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