業界記事

上野田開水路は2連式に/東・竜の口川サイホン改築/併設水路へ着工

2004-07-22

 独立行政法人水資源機構群馬用水総合事業所は、群馬用水緊急改築事業として7月以降に発注する主な工事とその整備概要等を明らかにした。それによると、主要工事としては東部揚水機場に設置されているポンプ6台の更新工事を公募型指名競争入札で発注する。また、指名競争入札では、上野田開水路改築工事(L約150m)、東川サイホン改築工事(L約180m)、竜の口川サイホン改築工事(L約120m)を発注する。これらの工事は、いずれも上期内に入札執行する。
 群馬用水緊急改築事業は、14年度から着手し目標完了年度は20年度。各施設は通水を開始してから30年以上が経過し、老朽化が進んでいる。このため、大地震発生等の際に周辺住民へ被害を及ぼす危険性などがあることから用水の安定確保と施設周辺への被害防止を目的に、幹支線水路の改築や揚水機施設の設備更新等を実施するもの。
 東部揚水機場(宮城村)のポンプ設備工事は、各3台ずつ備えられている第1ポンプ及び第2ポンプ計6台のポンプ設備を更新する。
 新ポンプは、既設のものと同じタイプを採用、第1ポンプはφ450mm、第2ポンプはφ350mmで対応する。設計は、社団法人農業土木機械化協会(東京都港区新橋5-34-4電話03-3434-5827)で進めている。
 上野田開水路(吉岡町)の改築工事は、延長が約150m。新水路は地形上、土が溜まりやすく整備後の維持管理を考慮して、現在は台形水路となっているが、2連矩形断面式水路を採用する。これにより需要が減少する冬場に通水を片側のみとすることで、もう一方の水路に溜まった土砂を除くことができる。設計は、協和コンサルタンツ(東京都渋谷区笹塚1-57-7電話03-3376-3175)が作成した。
 東川サイホン(北橘村)の改築工事は、既存水路(パイプライン)へ併設水路を新設するとともに、既設管の補強工事を行う。
 併設水路の延長は、約180mで、鋼管のφ1950mmを埋設する。この設計は日本技研(愛知県名古屋市中区千代田2-16-10電話052-261-1321)が手がけた。
 また、既設水路(PC管φ2390mm、L約150m)の補修工事については、現在、協和コンサルタンツが実施設計を進めている。
 竜の口川サイホン(富士見村)の改築工事についても、東川サイホンと同様に併設水路の新設及び既存施設の補強を実施する。新設する併設水路は、ダクタイル管のφ800mmで、延長は約120m。設計は、内外エンジニアリング(東京都台東区松が谷1-3-5電話03-3842-5310)が作成。また、既設管(PC管φ900mm、L約105m)の補強工事については東川サイホンと同様に現在設計を進めているところ。
 これらの工事は、9月にかけて発注していく方針で、このほか、17年度に着工する実施設計についても今年度順次外注する方針。

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