業界記事

道路網、新庁舎整備など推進/(笛吹市)新市建設計画(17~26年度)

2004-07-14

 東八代郡5町村(石和町、御坂町、一宮町、八代町、境川村)と東山梨郡春日居町合併協議会は、今年の10月12日に「笛吹市」として町村合併することに伴い、新市建設の基本方針や、平成17年度から26年度を期間とする財政計画などをまとめた「新市建設計画」を公表した。期間中の普通建設事業費の総額に707億9100万円を見込み、道路網や工業団地、公営住宅等の整備や新庁舎の整備検討等を推進する。また、公共事業にPFIの活用を検討することも盛り込んでいる。
 同協議会は、14年7月1日に任意合併協議会設立後から同年11月に法定合併協議会に移行し、15年12月1日に開催された第12回合併協議会で、新市の名称が「笛吹市」と決定した。新市の事務所については、当分の間、現石和町役場(同町市部777番地)とし、現在の6町村役場庁舎はすべて支所として対応する。新市の事務組織は6部1室21課体制で運営していく。
 新市の基本目標には、にぎわい・やすらぎ・きらめき「躍動するふれあい文化都市」を掲げ、笛吹川に沿って位置する6町村の地域経済の柱である果樹栽培や温泉観光の構築と、自然環境と生活基盤の整備された市街地の創造を目指す。新市の総面積は、6町村全体で168・8k㎡となり県の3・7%を占め、総人口は7万0435人(平成12年度国勢調査)の規模。
 同建設計画は、(1)活力ある交流都市の創造、(2)快適な生活都市の創造、(3)個性輝く自立都市の創造で構成。
 活力ある交流都市の創造ではまず、合併による広域的かつ一体的な都市づくりを推進するため新市の将来像と都市づくりの基本的な方針を示す都市計画マスタープランを策定し、人と緑が共生する都市づくりを推進することを上げている。
 この中の道路網の整備では、公共施設や市街地を円滑に結ぶ道路網や、新市と周辺自治体との連携の強化と、広域的な交通ネットワークの構築に向けて、国、県等の関係機関と連携を図り、周辺市町村との連絡道路の整備を推進。芦川村と富士河口湖町とのトンネル整備により新たな地域間交流や観光ルートの開発などが期待されることから、若彦路の整備も促進する。
 市街地・集落環境の充実では、石和温泉駅と春日居町駅の駅舎整備を推進するとともに、県立博物館周辺が教育センターなど教育文化施設が立地していることから将来的な総合整備の方向を踏まえ、周辺道路網の整備や環境を整備していく。
 商工業の振興では、工業団地を整備し地域の実情に合った優良企業の誘致を進めるとともに、観光の振興として藤垈の滝、坊ケ峯等の自然環境を活用しつつ俳句などの文芸活動をテーマとする複合型文化交流公園事業を推進する。
 また、快適な生活都市の創造では、高齢者や障害を持つ人も暮らしやすいユニバーサルデザインを導入した公営住宅を計画的に整備するほか、一体的な処理ができるような、し尿処理施設を整備したり、一般ゴミ処理施設やリサイクル施設などの整備を促進。
 さらに、個性輝く自立都市の創造では、大学・専門学校等誘致の検討や生涯学習の拠点施設、総合運動公園、新庁舎の整備などを推進する。
 新庁舎については、交通事情や市民の利便性などを考慮する中で検討していく。
 このほか、事業コストの削減と質の高いサービスの提供を目指し、公共事業を民間資本に委ねるPFIの活用を検討する。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野