業界記事

橋長725mの新皆野橋/コスト縮減へ設計見直し

2004-07-15

 国道140号皆野秩父バイパス整備を進める県西関東連絡道路建設事務所はきょう(15日)、起点側に橋長725・5mで計画する(仮称)新皆野橋本線橋について、コスト縮減へ設計見直しを委託する。事前公表設計額は、3241万7000円。年度末の設計納期としており、全体工程を勘案しながら、工事に取り掛かっていく考え。また、先行して整備に入ったランプ橋は、橋脚1基を発注しており、橋台など含め、協議など整い次第、さらに発注する構え。
 皆野秩父バイパスは、皆野寄居バイパスの美の山トンネル(皆野町皆野)から秩父市蒔田の国道299号までの約4・3km区間、自動車専用道路として計画。(仮称)新皆野橋については、本線がトンネル出口から、盛土形式で高架に取り付き、県道皆野停車場線、秩父鉄道、荒川を一気に跨ぎ、左岸側の秩父市小柱地内に取り付く。橋梁両側がともにハーフインター形式のため、双方を結ぶランプ橋を本線下流側に併設する計画。
 今回設計委託する新皆野橋本線橋は、これまでに八千代エンジニアリング関東支店(さいたま市、電話048-887-1090)が詳細設計をまとめている。
 本線橋は、橋長725・5mで17径間。下部は、逆T式橋台2基、張り出し式橋脚16基。基礎は皆野側のA1が場所打杭、ほかは直接基礎。上部工は、皆野側から5径間連続PC箱桁190・5m、3径間連続鋼鈑桁128・5m、6径間連続鋼鈑桁293・5m(荒川渡河部)、3径間連続PC箱桁113mでA2橋台に取り付く計画。
 委託する本線橋設計は、国が15年度行った、コスト縮減に関連する構造見直しに伴うもの。これまでの設計においてもコストに配慮し計画したものであり、基本ベースは変わらないが、細部での修正を行い、よりコストを縮減していく考え。着工に向けた最終的なものと位置付けている。
 一方のランプ橋については、皆野側から、調整が済んだ部分から下部工に入る。これまでにP4橋脚を八潮建設(皆野町)、工事用道路を北爪組(皆野町)に発注している。P4は皆野側で河川に一番近い部分。またA1とP1を一括し、10月にも指名競争で発注していく予定。このほかにも、用地確保、調整が済んだ部分で下部工発注していく構え。
 ランプ橋は、橋長489m。右岸側からA1橋台、橋脚が10基、左岸のA2橋台の配置。皆野停車場線、秩父鉄道はP1とP2の間で跨ぐ。上部工は、右岸から順に、4径間連続鋼鈑桁167m、荒川渡河部が4径間連続鋼鈑桁198・5m、左岸が3径間連続鋼鈑桁123・5m。右岸の木毛インターチェンジ、左岸の小柱インターチェンジを結ぶ。
 構造形式などの選定にあたっては、経済性・構造性に優れた上部工形式を採用し、本線、ランプ橋の鋼橋には、耐候性鋼材(無塗装)、本線高架部のコンクリート橋部分で新技術採用。景観・構造性に優れた下部形式として、上部工との一体性を重視した橋脚形式で、荒川渡河部は本線橋とランプ橋の橋脚を一体化。また経済性・耐震性の向上を目指し、多径間の連続桁の採用、下部工、上部工の接点部のゴム製採用など。

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