業界記事

受注高は3兆7873億円/公共17か月連続減/5月分・受注動態統計

2004-07-13

 国土交通省は9日、16年5月分の建設工事受注動態統計調査をまとめ、公表した。それによると、受注高は3兆7873億円で、前年同月期に比べ0・7%増加した。このうち元請受注高は2兆4250億円で同2・0%減少し、下請受注高は1兆3623億円で、同6・0%増加した。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は同15・1%減少し5881億円、民間等からの受注高は同3・1%増加の1兆8369億円となった。業種別では、総合工事業が2兆6924億円、同0・9%増となり、2か月連続の増加。職別工事業が3899億円(同0・9%減)で、5か月連続の減少。設備工事業については7051億円(同0・8%増)と、先月の減少から再び増加に転じた。また、工事種類別では土木工事6163億円、同14・4%減となり13か月連続の減少。建築工事(建築設備工事を含む)1兆5988億円、同0・6%増、14か月連続の増加となった。機械装置等工事2099億円、同26・2%増となり、3か月ぶりの増加となった。
 公共機関の受注工事額(1件500万円以上)は5306億円で、前年同月比15・8%減少した。
 発注者別にみると、国の機関からは1366億円、同比24・3%減で、3か月連続で減少。公団・事業団369億円、独立行政法人83億円、政府系関連企業180億円、国以外の機関は632億円、同10・8%減となり、先月の増加から再び減少に転じた。地方の機関からは、都道府県1425億円、同12・0%減、先月の増加から再び減少に転じた。市区町村2050億円、同11・2%減で、7か月連続の減少。地方公営企業266億円、同24・1%減で、5か月連続の減少となった。その他200億円、同9・7%減と、3か月ぶりの減少となった。
 工事分類別で受注額の多いのは、「道路工事」1349億円、「教育・病院」831億円、「下水道工事」708億円だった。
 民間等からの受注工事のうち建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)は3770億円で、前年同月比6・2%増加した。工事種類別に受注工事額が多いのは「住宅」1584億円、「工場・発電所」636億円、「店舗」430億円だった。
 民間等からの受注工事で、土木工事及び機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2012億円で、前年同月に比べ0・4%減少した。発注者別では、農林漁業34億円(同比225・9%増)、鉱業・建設業20億円(同38・1%減)、製造業768億円(同38・8%増)、電気・ガス・熱供給・水道業331億円(同41・4%増)、運輸業258億円(同48・7%減)、情報通信業239億円(同13・4%増)、卸売・小売業45億円(同50・8%減)、金融・保険業6億円(同46・7%増)、不動産業81億円(同11・4%減)、サービス業192億円(同19・6%減)、その他38億円(同25・2%減)となった。工事種類別で、受注工事額が多いのは、「機械装置等工事」916億円、「その他の土木工事」244億円、「電線路工事」231億円だった。

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