業界記事

高木市長と新市を語る/街の再生へ一致協力/斎場建替など主要事業を説明

2004-07-09

 社団法人群馬県建設業協会前橋支部(渡辺良彦支部長)は2日、群馬建設会館3階役員室で高木政夫前橋市長と懇談し、道路クリーン作戦や安全パトロールなど地域に根ざした活動をアピールしたほか、高木市長から市営斎場の建て替えや八番街の整備等の大胡町・宮城村・粕川村・富士見村との合併後に優先して取り組む主要なハード事業の説明を聞いた。同支部に対し高木市長は「新しい前橋市に『建設のプロ』として積み上げた知恵を活かして欲しい」と要望し、より一層の支援と協力を求めた。
 開会に先立ち、渡辺支部長は「このような席で前橋市長と当支部が懇談するのは初めてではないか。忙しい公務のなか、時間を頂き有り難うございます」と謝意を表し、今年5月の総会で小島秀薫前支部長が群馬県建設業協会の会長になり、支部が新体制になったことを報告。「前橋を変えようというスローガンで当選した高木市長から、今日は夢と希望の持てる話を聞ければ良いと思う。特別な議題は設けずにフリートークで意見交換をお願いしたい」と話した。
 続いて高木市長は、日頃の市政への協力に対して感謝の気持ちを伝えた後、市政方針を説明。「前橋市を元気で活力のある街に再生するためには、市民が行政に協力するムードが必要だ」と述べ、楽しい街づくりの必要性を説いた。さらに、行政の取り組み方を少しずつ変えることで「民間との垣根をできるだけ下げて連携を強め、様々な知恵や意見を民間から借り、官民それぞれが積み上げてきた力を発揮できるようにしたい」と話した。
 また、建設業界との関係について「良いところは継続して、改めた方が良いものは改善したい」とし、「特定の企業が得をすることがないよう平均的・客観的なラインを考えている。当初は色々な変化があるかと思うが、将来的には個々の企業のためになる」と付け加え、公正で分かりやすく、建設業界にも理解される透明度の高い市政を目指す意向を示した。
 業界側からは、16年度の県内自治体の発注量が前年比で30%以上も減少(保証会社のまとめた公共工事の前払金統計)していることを例に挙げて「多くの建設会社は今年どれだけの仕事ができるか不安でいっぱいだ」と伝えると、高木市長は「工事の分割発注案などを検討している。引き続き業界からの意見も頂きたい」と、より良い社会資本整備に向けて互いに意見を交わし合い、協働する姿勢を見せた。
 高木市長から業界には、工事等に対して遠慮なく意見して欲しいと繰り返し要望があり、「私は改善できることは改善し、県都として他の都市に恥ずかしくない行政レベルでありたいと思っている。前橋支部の役員も他支部に負けないで頑張って下さい」と率直に胸中を話し、エールを送った。
 12月5日に3町村との合併を控え(富士見村とは現在、合併の期日について協議中)、高木市長は新しい前橋市の将来像について「合併特例債は10年間で369億円。合併を契機に前橋は建築も土木も活気づくだろう。新市建設計画に盛り込む各施策は、整備手法やランニングコスト、先進地の事例を参考にしながら考える」と述べた。
 最後に業界側から、支部の諸活動を通じて前橋市へ貢献していく意向が高木市長に伝えられ、渡辺支部長が「緊急時の対応も含めこれからも我々は地域に愛され、信頼されるように研鑽して参ります。本日は有り難うございました」とお礼の言葉を述べて、有意義な懇談のうちに閉会した。
【主な意見交換の内容】--合併後の主な事業について
◇市営斎場の現地建替え検討中=炉を10基から12基に増設◇八番街整備=市民と市職員参加の「プロジェクト8」で整備構想を立案。20チームの中から最優秀案を選びコンサルタントに委託、PFIなど開発手法の研究。市消防署跡地も検討◇粕川幼稚園の整備=16年度の設計着手に向けて県を交えて協議中◇支所、公民館、学童クラブ、体育館等の整備(大胡町・宮城村・粕川村・富士見村)◇前橋市児童文化センターに環境公園機能◇共愛学園体育館・食肉処理場の解体◇前橋工業高校体育館の賃借◇前橋テルサの中央公民館機能の移転

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野