業界記事

公募型入札で地域要件など9項目/標準審査基準を策定/全庁対象に7月公示分から

2004-06-30

 県入札企画室は29日、公募型指名競争入札の際、絞り込んで指名通知する基準として「公募型施工実績標準審査基準」を策定した。本紙では県土整備部分として4月5日に掲載したが、今回は全庁的なバージョンに仕上げ、評価項目も地域要件とJV結成の項目を追加し合計9項目を設定した。逆に、指名状況の項目は削除した。項目に対する着目点は2Aから1・5A、A、0・5A、-A、-3A、Bと7段階に分類。7月1日に公示する案件から適用させる。
 評価項目は、受注実績、施工実績、技術者評価、その他技術的適性、安全管理の状況、工事成績、優秀建設工事表彰のこれまでも存在した項目に加え、地域要件とJV結成を新しく追加し、指名状況の項目を外し改訂したことが大きな特徴。
 順番に主な項目を見ると受注実績は、当該年度県発注工事の受注金額を過去3年間の県発注工事の平均受注金額で割った「受注工事比率」をaとし、aが0・25より大きいと最大の2Aが付与される。0・25以上で0・75より小さいと1・5A、0・75以上で1・25より小さいとA、1・25以上で1・75より小さいと0・5A、1・75以下はBとなる。
 施工実績では、過去10年間で国又は県発注工事実績があると2A、他の都道府県と県内市町村の受注実績があるとA、他の都道府県の市町村工事および民間工事の受注がある場合はBが与えられる。
 技術者評価では、国又は県発注工事で監理技術者、主任技術者として配置された経験があると1・5A、他の都道府県発注又は県内市町村工事の経験者は0・5A、他の都道府県の市町村又は民間工事の受注者はBが付与される。
 工事成績は、過去2年間の同工種における平均点が80点以上であると2A、75点以上80点未満が1・5A、70点以上75点未満がA、65点未満がー3A、65点以上70点未満がB。
 優秀建設工事表彰では、公示日以前の過去3年間の当該工種の県優秀建設工事表彰の受賞表彰において2回以上が2A、1回がAなどとしている。
 今回追加された地域要件は、工事箇所の属する地域に本店があると1・5A、隣接地域に本店があるとA、県内に本社を置く企業は0・5Aとしている。
 また、JV結成では県内企業を代表構成員に加えた参加申し込みが1・5Aとする。
 公募型指名競争入札において、これまで県の発注方式は、資格参加確認の取れた業者は入札参加数が多いことにより競争性が発揮されるとの理由からすべて自動的に指名通知扱いとしていたが、今回の審査基準の制定により最終的には10者程度に絞り込む。
 国土交通省と農林水産省では13年度に基準を作成し、「自社が指名されるかどうか、計算できる」と明言している。

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