業界記事

塙山線の上部架設工へ/都計道・木崎稲木線の整備促進を/高萩・太田

2004-06-26

 県議会土木委員会(小川一成委員長)による県高萩土木事務所(鈴木敏之所長)および県常陸太田土木事務所(鯉淵毅所長)の管内調査が23日に行われた。当日は午前が高萩土木、午後が太田土木で、それぞれ現地調査と管内調査会議を実施。管内調査会議では、管内市町村から道路河川における整備促進の要望があったほか、両事務所の事務事業など概要説明がなされた。今年度の主要事業として、高萩土木では県道日立笠間線に架かる(仮)塙山橋の橋梁上部架設や道路改良、太田土木では国道293号「太田東バイパス」道路改築における工事と用地測量などを進めていく。一方、高萩土木管内の現地調査では、国道461号におけるJR花貫踏切除却の事業地や小山ダムを見て回ったほか、太田土木管内では国道461号の水府里美拡幅場所(水府村上高倉地内)などを視察した。
 県高萩土木事務所では、鈴木所長が、事務事業の削減など厳しい状況を踏まえながら「国道6号や国道245号の重要な幹線道路など、少ない予算で効果ある整備を目指している。また、管内は自然が多く残されていることから河川や高潮の整備にも力を入れたい」と挨拶。
 また、小川委員長が「南北に細長く特徴的なこの地域は、国道6号沿いに人口の約90%が集中している。交通渋滞の解消は重要だが、公共事業の削減は著しい。効果的で効率的な整備を進められるよう、事業の執行にご尽力頂きたい」などと語った。
 さらに、鈴木所長が事務事業等の概要を説明。それによる今年度の事業費は、前年度と比べて6%増の36億7047万5000円で工事数が123箇所。うち、65箇所の14億7889万500円が繰越分となる。
 主な事業として、16年度は県道日立笠間線の道路改良、国道245号の日立港拡幅、国道461号のJR花貫踏切除却、海岸高潮対策などに取り組んでいく。
 続いて、岩倉幹良高萩市長が管内の市町村を代表して「安全快適かつ豊かで美しい県北に向けて、道路河川の基盤は重要事項。要望に対して精査をお願いしたい」などと挨拶。
 鈴木所長が、これまでの市町村要望に対する状況を説明し、各市町村が重点事業の整備促進を要望した。
 質疑では、山側道路の一部である県道日立笠間線や海岸保全などについて話し合い、意見を交換。
 その後、これらの要望に対する県の取り組みとして、坂入健土木部長が「財政事情により皆様の要望通りではないが、引き続き進めていく所存」などと応えた。
 一方、現地調査では、国道461号の十王町伊師地内と高萩市石滝地内に向かい、花貫踏切除却・改良事業の進ちょく状況を確認したほか、大北川総合開発事業である小山ダムを調査した。
 なお、管内市町村からの要望事項は次のとおり。
◆日立市=<1>主要地方道日立笠間線の整備促進について<2>小木津海岸保全区域整備事業の促進について<3>都市計画道路鮎川停車場線の整備促進について
 <4>一般国道245号(日立市みなと町~国道293号交差点間約1・7km)の4車線による整備促進について<5>二級河川瀬上川改修事業の促進について
◆高萩市=<1>国道461号の促進について(花貫踏切)<2>一般県道高萩塙線の整備促進について(若栗地区)<3>都市計画道路石滝赤浜線(3・3・9号)整備事業の促進について
 <4>有明・高浜海岸高潮対策事業の促進について<5>小山ダムの早期完成について
◆北茨城市=<1>県道里根神岡上線バイパス道路の整備推進(北部幹線道2期3期分)<2>主要地方道日立いわき線の整備促進(華川橋付近)
 <3>県道水沼磯原線の整備事業(小豆畑地区)<4>県道里見南中郷停車場線(中郷駅構内踏切付近)<5>都市計画道路平潟港線の整備促進
◆十王町=<1>主要地方道十王・里美線の整備促進<2>主要地方道日立・いわき線バイパスの整備促進<3>国道461号立体交差の整備促進<4>2級河川十王川河川改修事業の促進
◇   ◇
 県常陸太田土木事務所では、鯉淵所長が管内の概況に触れながら「コスト意識を十分認識して県民の理解と協力を得ながら重点事業を効率的に進めていきたい」と挨拶。
 小川委員長は「この地域は大半が自動車により維持されている状況。公共事業は厳しい環境だが、効果的な事業執行を」などと語った。
 続いて鯉淵所長が事務事業等の概要を説明。このうち今年度の全体事業費は、前年度比約6億円減の18億9504万4000円で工事が77箇所。うち繰越分が43箇所で9億3671万2000円。
 今年度の主要事業として、国道293号「太田東バイパス」の道路橋梁改築事業をはじめ常陸那珂港山方線(仮称木島橋)の久慈川架橋、都計道木崎稲木線の街路事業、国道461号の道路改築事業を進めていく。
 その後、管内の市町村を代表して成井光一郎金砂郷町長が「市町村では限界があり、国県に要望を推進するしか手立てはない。道路整備は必要不可欠。合併を機会に一層の支援をお願いしたい」と挨拶。
 引き続き鯉淵所長が、過去3年間における市町村の要望事項について対応状況を説明。4市町村が重点事業の課題箇所を要望した。
 最後に坂入土木部長が「公共事業の逆風が吹く中、知恵を振り絞り重点化を図りながら頑張る所存」などと語った。
 一方、現地調査では、水府村上高倉地内から里美村折橋地内にかけて国道461号の拡幅整備箇所を見て回ったほか、常陸太田市増井町地内の国道293号常陸太田東バイパスの視察を行った。
 各市町村からの要望・課題事項は次のとおり。
◆常陸太田市=<1>国道293号バイパスの整備促進<2>都市計画道路木崎稲木線の整備促進<3>南部幹線の整備促進
◆金砂郷町=<1>主要地方道「常陸那珂港山方線」の久慈川架橋「木島橋(仮)」の事業促進<2>主要地方道「常陸那珂港山方線」の整備促進<3>一級河川「浅川」の改修促進
◆水府村=<1>国道461号の整備促進<2>県道常陸太田烏山線の整備促進<3>過疎代行天下野東染線の整備促進<4>山田川環境整備(河床低下防止)の推進
◆里美村=主要地方道北茨城大子線(里川地区及び1・5車線指定区間、徳田地区の早期改良)<2>主要地方道十王里美線の整備促進<3>国道461号の整備促進(折橋地区の早期改良)<4>村道七反田代線(過疎代行道路)の整備促進

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