業界記事

石田川、聖川で改修工/橋梁工は10月に発注/石田川広域基幹河川改修

2004-06-18

 石田川圏域河川整備事業に基づき、一級河川石田川広域基幹河川改修事業など管内の河川改修事業を進める県太田土木事務所は今年度、石田川工区改修工事240m、聖川工区改修工事210mを発注するほか、上流工区では延長17mの橋梁を設置する計画で、上下部工をそれぞれ10月頃をメドに発注する。また、継続事業で行われている流域調節池工事では、16年末までに北関東自動車道関連A、B-3・4、D調節池の事業費に対する進捗率62・6%を目指す。さらに、大川については昨年度、45tのうち22tを開通時に必要な断面確保の見直しを行い今後、同地域内で行われている区画整理事業と歩調を合わせながら事業の進捗を図っていく方針。同事業は、石田川流域において、30年に1回の確率で発生する降雨に対して、河川拡幅と調節池を整備し、石田川本川及び各支川の洪水氾濫被害の防止を図る。
 石田川は、大川、高寺川、聖川、蛇川、八瀬川(憩川)等の一級河川を受け、利根川に合流する延長27・3kmの一級河川で、この河川は新田郡及び太田市西部を流域とし、従来から雨水排水機能の不足が指摘され、近年における農業の近代化や市街地の進展など土地利用の変化は、流域内の浸水被害をさらに拡大させ、流域内では、北関東自動車道の建設・国営農地防災事業などの諸事業が展開されており、関連する県や市町の事業も多岐に渡っている。
 このため、事業間の調整を図ると共に、総合的な治水対策が必要となり、流域関係行政機関による石田川流域総合治水対策協議会を設立して、石田川圏域河川整備事業を策定し、平成13年度12月に国土交通省の認可を受けている。
 同計画によると、対象河川は石田川圏域内の一級河川の全区間で、計画対象期間は13年度から30年間としている。主な整備としては、調節池を北関東自動車道沿線付近に8か所整備する。石田川流域は、都市化の進展が進むなか、河川の流下能力の不足や地域の排水対策の遅れ等から、過去において、浸水被害が発生している。また流域の上流部は、北関東自動車道の整備、住宅団地等の開発が進んでおり、流域からの流出の変化が生じている。こうしたことから調節池を整備することにより、概ね30年に1回程度発生すると予想される洪水を一部貯留し、下流河道への流量を軽減させる。
 また、八瀬川や早川では、ふれあい・やすらぎ川づくり事業の指定を受けて、人々に親しまれる水辺の空間づくりとして、多自然型の河川整備を行っている。今後は、河川整備計画を基に石田川本川の石田川工区、上流工区、大川、高寺川、聖川、蛇川、八瀬川、憩川等の改修事業を実施。また、総合治水対策の一方の地域排水計画については、現在市町村で計画を策定している。
 16年度は、石田川工区広域基幹河川改修(中小)事業で用地取得及び補償、改修工事240m、上流工区広域基幹河川改修(中小)事業で用地取得及び補償、改修工事210m、同工区河川等関連公共施設(広域基幹)で用地取得及び補償、橋梁上・下部工工事(橋長17m)を予定しているほか、北関東自動車道関連事業として流域調節池A、B-3・4、D調節池の事業費に対する進捗率62・6%を目指す考え。

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