業界記事

平成16年・第2回定例県議会一般質問

2004-06-08

 開会中の平成16年第2回定例県議会は4日、鈴木徳穂議員(自民)、森田悦男議員(自民県政)、山岡恒夫議員(自民)による一般質問を行った。その中で坂入健土木部長は、筑西幹線道路の進ちょくについて、下館環状道路の県道下館つくば線から国道294号までは今年夏に地元説明会を開催し、路線測量や道路詳細設計に着手し、鬼怒川新橋は今年度、詳細設計や取付道路の用地買収に着手してまいりたい、と答弁した。
 主な質問および答弁は次のとおり。
 鈴木徳穂議員
【日立以北の高速道路の料金割引実験の実施】
 坂入健土木部長 昨年11月から12月に日立市内の常磐自動車道で割引実験を行った結果、日立南太田から日立北IC相互間の1日あたりの交通量が約3200台増加し、2車線のバイパス整備に匹敵する効果が得られたと考えている。
 一方で、実験の期間や区間が短いなどの課題も明らかになり、これらを踏まえ、今年度は北茨城市まで区間の拡大や期間の延長などについて、協議会で検討の上、実験が実施される予定。
【都市計画道路五浦海岸線の整備】
 坂入土木部長 既に国道6号から天心記念五浦美術館までは整備が完了し、多くの方々に利用されている。
 残る280m区間は、96筆59名の公図混乱地域となっているため用地取得に多くの時間を要しており、現在、関係者の協力をいただきながら地図訂正作業を行っている。本年度も訂正作業を行い用地取得を進めていく。今後とも早期に工事に着手できるよう事業の推進に努めてまいりたい。
【都市計画道路平潟漁港線の整備】
 坂入土木部長 本路線は、国道6号と五浦海岸線とが鍵の手状に交差しており、円滑な交通の障害になっている。そのため、大津港駅と国道6号を結ぶバイパスを計画し、平成12年度から街路事業に着手した。現在までに約60%の用地を取得しており、本年度も用地取得に努めていく。
 工事は、国道6号交差部から現道に接続する130m区間は既に用地を取得しているため、国道6号の交差点計画について関係機関と協議が整い次第、なるべく早い時期に着手してまいりたい。
【日立いわき線・日棚工区の整備】
 坂入土木部長 中郷町日棚地内から中郷町石岡地内の区間は、幅員が狭く見通しが悪いため、延長約2・5kmの改良計画を策定し、そのうち約1・2kmは15年11月に整備を完了した。
 残る日棚地内の約1・3kmのうち、北側の900m区間は現道が狭く著しく屈曲しているためバイパスとして計画し、現在、南中郷工業団地入口付近の切土高約30mの大規模な切土工事を行っている。
 その先の400mの現道拡幅区間は、切土工事に引き続き、新削木橋の整備や拡幅工事に着手してまいりたい。
 森田悦男議員
【筑西幹線道路の進ちょくと今後の整備見通し】
 坂入土木部長 現在、下館環状道路の一部区間と、県道下館三和線の関城バイパス、(仮)鬼怒川新橋で国補事業を受けて事業を進めている。
 下館環状道路は、県道石岡下館線から県道下館つくば線までの区間は用地買収を進めており、残る国道294号までは今年夏に地元説明会を開催し、路線測量や道路詳細設計に着手してまいりたい。
 関城バイパスは来年度の全線供用開始に向けて整備を進めており、鬼怒川新橋も今年度、詳細設計や取付道路の用地買収に着手してまいりたい。
 残る鬼怒川以西区間は、比較ルートを基に地元市町および関係機関との協議を進めており、環境調査等を実施しながら早期にルートを決定してまいりたい。
 本路線は暫定二車線の整備とはいえ約500億円と多額の費用が見込まれるため、コスト縮減や予算確保に努め、事業化を図ってまいりたい。
【筑西幹線につながる連絡道路の整備支援状況】
 坂入土木部長 連絡道路の機能を有する市町村道は、三和町仁連地内から総和町を経てJR古河駅東口に至る約10kmが計画されているが、このうち古河駅東から総和町にかけての約5kmは整備が完了し、総和町の残る約2kmも今年度に供用開始する予定。
 三和町の都市計画道路大和田仁連線の約3・1kmは、町が事業主体となり10年度から国の地方道路整備臨時交付金を受け計画的に事業を進めている。
【国道125号八千代地区以西の今後の整備予定と見通し】
 坂入土木部長 鬼怒川から国道4号までの約20km区間のうち、八千代町、三和町、総和町、古河市のそれぞれの市街地部を中心に、合わせて12km区間は都市計画決定をしている。
 内訳は、八千代町はバイパスで約4km、現道拡幅で約600m、三和町および総和町では現道拡幅でそれぞれ約3km、古河市ではバイパスで約800mを計画決定している。
 八千代町のバイパス約4kmは現在、事業化に向けて調査設計を進めており、その他の区間は、筑西幹線道路の整備状況や交通量の推移を見ながら緊急性の高い区間から事業化を検討していきたい。
 都市計画決定をしていない約8km区間は、交通渋滞の緩和や歩行者の安全確保を図るため、県道下館三和線が交差する尾崎十字路交差点で右折レーンの設置を、三和町間中橋地区で歩道設置工事を実施している。
【県道境間々田線総和地区の整備見通し】
 坂入土木部長 本路線は、境町から総和町を経て栃木県間々田町へ至る幹線道路で、ほぼ2車線での整備を完了した。
 しかし、総和町久能地内および高野地内の一部区間は未整備で、久能地内では既にバイパスとして都市計画決定しているが、関係地権者の同意が得られず、事業化には至っていない。
 このため、引き続き地元調整を進め、当面の対策として今年度から安心通学路ネットワーク事業により、下大野小学校の通学路となっている230m区間の歩道整備と狭隘区間の待避所等を設置することにしている。
 高野地内は、国庫補助事業を導入して整備を進めてきたが。このうち260m区間は用地の協力が得られず、未整備のまま事業が休止状態になっている。今後とも、総和町の協力を得ながら早期に地権者の理解が得られるよう交渉に努めていく。
 山岡恒夫議員
【首都圏中央連絡自動車道の整備】
 坂入土木部長 つくば牛久ICから(仮)江戸崎IC間約18kmは、つくば牛久ICから(仮)阿見IC間約6kmは用地取得は完了し、江戸崎ICまでの約12kmも9割を超える用地を取得している。
 工事は現在、牛久市下根地区の牛久高架橋など5箇所で橋梁下部工を実施しており、今後は上部工や盛土工事等が実施される予定。
 整備見通しは、国では、つくば牛久ICから江戸崎IC間を平成19年度中に供用できるよう整備を進めている。県では、地元市町村と連携を図り事業促進を働きかけていく。
【県道土浦竜ケ崎線バイパスの整備】
 坂入土木部長 このバイパスは、牛久市結束町から牛久市岡見町地内で国道408号と交差し、阿見町小池地内に至る約3・5kmの計画である。
 これまで、南側の牛久市結束町から国道408号に至る約1・4kmの用地取得を進め、今年度中に完了する見込み。既に一部区間で工事に着手しており、早期に供用できるよう工事の進捗を図ってまいりたい。
 残る国道408号以北の約2・1km区間も約6割の用地を取得しており、さらに取得を進めていく。阿見ICへの取付区間の約350mは、19年度中の圏央道の開通に合わせて供用してまいりたい。
【野田牛久線の整備】
 坂入土木部長 牛久市の中心街で国道6号と交差する田宮交差点は、変則のため渋滞箇所の一つとなっている。交差点の交通量を分散するため、約100m南側の田宮跨線橋西の交差点に野田牛久線を付け替えるよう、都市計画道路田宮中柏田線として計画決定した。
 当初、本バイパスは田宮西地区土地区画整理事業の中で整備する計画だったが、事業の緊急性から、14年度に街路事業として着手し、現在、国道6号交差点から牛久市田宮町平までの825m区間の用地取得を進めている。
 今後も、地元の協力を得て用地取得に努め、事業を推進していく。

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